地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

I still think about you



「宇宙コロニー( Off-world colonies )での新しい生活が貴方を待っています。チャンスと冒険に満ちた黄金の土地に、再び巡ってきた好運。」 “A new life awaits you in the Off-world colonies. The chance to begin again in a golden land of opportunity and adventure.”

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題名:I still think about you
報告者:ダレナン

 本物語は、この物語の続きです。
 
 僕は永遠にクミちゃんのことを忘れるはずがない。繰り返し、繰り返し、繰り返して、何度も反芻する。そして、反芻することで記憶が固着する。
 記憶がタンスなら、クミちゃんという引き出しはすでに用意されている。そこに、たくさんのクミちゃんとの思い出が仕舞われていた。それと同時に、同じ時代に流れていたBabyface?も終われている。
 えっ、終い?。仕舞われているは、終われている。そんなもんなのか。
 それでも、Every Time I Close My Eyesはそこの引き出しの一番上に、残されている。それはパンツのように、巧妙に畳み込まれつつ、そこにちゃんと残されていた。そして終わらない愛は、Endless LoveのようにLuther Vandrossしていた。

 Lutherは、僕のアイドルだった。
 彼は、僕の永遠のアイドルだった。
 僕は、少なくとも、忘れないよ。忘れることができないよ。

 (覚えてるよね…、今でもわたしのこと)
 (もちろん)
 (クミちゃん..)
 (うん?)
 (今でも、大好きだよ)
 (うん、それも、分かってる)

 僕は、永遠に、それこそEndlessで、脳内でクミちゃんのことを忘れることができなかった。時代が変わっても、過去形ではなく、クミちゃんは”い”だった。忘れることができなかっ”た”ではなく、できな”い”だった。そしてその解をPeabo Brysonに求めた。僕の涙を止めることができるかな?
 僕は、恥ずかしいことに、”い”の今を思い出すと、ス―パーの「生しょうが入り手もみ若鶏もも竜田揚げ」を前にして、涙が止まらなかった。止まらなかった。それを、はたからみると、完全に変な人だろうな。でも、でも。そして、Brian McKnightのStillが、その僕の今を、すべてを代弁してくれた。

I still think about you
I still dream about you
I still want you and need you by my side
I'm still mad about you
All I ever wanted was you
You're still the one


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