題名:I still think about you
報告者:ダレナン
本物語は、この物語の続きです。
僕は永遠にクミちゃんのことを忘れるはずがない。繰り返し、繰り返し、繰り返して、何度も反芻する。そして、反芻することで記憶が固着する。
記憶がタンスなら、クミちゃんという引き出しはすでに用意されている。そこに、たくさんのクミちゃんとの思い出が仕舞われていた。それと同時に、同じ時代に流れていたBabyface?も終われている。
えっ、終い?。仕舞われているは、終われている。そんなもんなのか。
それでも、Every Time I Close My Eyesはそこの引き出しの一番上に、残されている。それはパンツのように、巧妙に畳み込まれつつ、そこにちゃんと残されていた。そして終わらない愛は、Endless LoveのようにLuther Vandrossしていた。
Lutherは、僕のアイドルだった。
彼は、僕の永遠のアイドルだった。
僕は、少なくとも、忘れないよ。忘れることができないよ。
(覚えてるよね…、今でもわたしのこと)
(もちろん)
(クミちゃん..)
(うん?)
(今でも、大好きだよ)
(うん、それも、分かってる)
僕は、永遠に、それこそEndlessで、脳内でクミちゃんのことを忘れることができなかった。時代が変わっても、過去形ではなく、クミちゃんは”い”だった。忘れることができなかっ”た”ではなく、できな”い”だった。そしてその解をPeabo Brysonに求めた。僕の涙を止めることができるかな?
僕は、恥ずかしいことに、”い”の今を思い出すと、ス―パーの「生しょうが入り手もみ若鶏もも竜田揚げ」を前にして、涙が止まらなかった。止まらなかった。それを、はたからみると、完全に変な人だろうな。でも、でも。そして、Brian McKnightのStillが、その僕の今を、すべてを代弁してくれた。
I still think about you
I still dream about you
I still want you and need you by my side
I'm still mad about you
All I ever wanted was you
You're still the one
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