地底たる謎の研究室

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アイルランド産のムール貝(ガーリックバターソース)の主観的な味の印象



「宇宙コロニー( Off-world colonies )での新しい生活が貴方を待っています。チャンスと冒険に満ちた黄金の土地に、再び巡ってきた好運。」 “A new life awaits you in the Off-world colonies. The chance to begin again in a golden land of opportunity and adventure.”

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題名:アイルランド産のムール貝(ガーリックバターソース)の主観的な味の印象
報告者:ログ

 近年の食料品の発達には目覚ましいものがある。特に、すぐに作れ、すぐに食べられる即席・冷凍食品はその便利さも手伝い、年々と増加し、需要も多い。日本の食品会社の大手でもある日清のデータによると、即席袋麺類、カップ麺類、チルド・冷凍食品を合わせたセグメントの売上高の推移1)は、2011年374,932、2012年380,674、2013年382,793、2014年417,620、2015年431,575(単位:百万円)と軒並み上昇し、その状況を端的に示している。
 日本における即席食品の歴史は、1958年に日清食品の創業者である安藤百福氏によって開発された即席ラーメンに始まる2)。そのため、即席関連の食料品の開発は諸外国を含め日本がその先陣を走っており、味にもこだわりが多い。一方、冷凍食品の歴史は、1964年の東京オリンピックに遡ることができ、その頃を機に冷凍食品に適した解凍、調理法が研究され、外食産業分野で利用が始まったとされる3)。このように即席、冷凍ともに食料品としての歴史が長く、現在ならば、店頭に並ぶ即席・冷凍食品のどれをとってもほぼ一定の水準以上の味があり、下手なお店よりも優れた味のものも少なくはない。しかしながら、日本以外の即席・冷凍食品の事情は日本の即席・冷凍食品の発達もあり、輸入量も限られ、一般的な店頭には並んでいないことが多い。そこで、それを扱っている販売店から、通販などで仕入れることが必要となる。今回、アイルランド産のムール貝を使用したガーリックバターソースの冷凍食品を入手することができた。本記事では、その冷凍食品の味の印象について主観的に評価した。
 図に評価したアイルランド産のムール貝(ガーリックバターソース)を示す。味の印象の評価は、相当うまいなぁを10として、相当まずいなぁを1とした。また、その味が本格っぽいを10として、素人っぽいを1として尺度をとった。味見した人は、以前にお店でムール貝のガーリックバターソースなるものを食べたかもしれないというレベルの人であった。
 その結果、相当うまいなぁの評価は10で、本格っぽいが8となった。その8となった理由について、「ムール貝がレンジ調理で少し硬さが残る箇所もあって、その辺が8となった。しかし、汁がついた箇所のムール貝は柔らかく、また、その残り汁をフランスパンにつけてもとてもおいしかった。次回もぜひリピートしたい」という意見が得られた。
 このことから、日本以外の冷凍食品でもとてもおいしいものがあることが判明した。

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ムール貝(ガーリックバターソース)4)

1) https://www.nissin.com/jp/ir/financial/consolidated/ (閲覧2015.11.24)
2) https://daslabo.com/wp-content/uploads/dasRepNo5.pdf (閲覧2015.11.24)
3) https://ja.wikipedia.org/wiki/冷凍食品 (閲覧2015.11.24)
4) https://item.rakuten.co.jp/gourtairiku/10000011/?l2-id=pdt_shoplist_title#10000011 (閲覧2015.11.24)

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