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”怒りの呪い”は如何にして断ち切るか? -リングからの考察-


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題名:”怒りの呪い”は如何にして断ち切るか? -リングからの考察-
報告者:トシ

 特に子を持つ親として、容易ならざるを得ない状況で、親は怒ることがしばしばある。しかしながら、その怒りは子のために良くないとは理解しつつも、ヒートアップした怒りは留まらず、自分だけならいざ知れず、周りにも怒りが伝搬し、総攻撃で子に怒ることもよくある。その怒りは、やがてその子の人格形成にも多大な影響を及ぼし、子も大きくなるにつれ、今度は子が自分の思うようにならない時、あるいは、親に反抗する時に、子は親に怒りの矛先を向ける。その矛先は、親たる自分がかつて子にした行い、そのものである。その時に親として反省したとしても、子は親の鏡である、と思わざるを得ない。そうして、留まることの知らない怒りの連鎖は、親から子、子から孫へと次々に伝搬し、永遠に受け継がれる。これが俗にいう(と、筆者が勝手に思うところではあるが)、”怒りの呪い”になるのであろう。その”怒りの呪い”を断ち切るには、どこかでその呪いを回避するための得策を考えなければならない。そうしないと、”怒りの呪い”に永遠に呪われ続ける。
 一方、呪い、受け継がれる、あるいは、副題のリングというキーワードで真っ先に浮かぶのが、小説家の鈴木光司氏によって発刊された1991年の「リング」であることは間違いない。あるいは、人によっては1995年にテレビにて飯田譲治氏、他の脚本で、高橋克典氏、原田芳雄氏の主演による「リング 〜事故か! 変死か! 4つの命を奪う少女の怨念〜」になるであろうか。あるいは、さらに人によっては、中田秀夫監督、主演が松嶋菜々子氏、真田広之氏による1998年の映画版「リング」になろうか。あるいは、海外の人であれば、そのアメリカ映画版で、ゴア・ヴァービンスキー監督による「ザ・リング」になるかもしれない。いずれにせよ、鈴木光司氏による小説「リング」の面白さゆえに、こちらも次々と伝搬し、様々なメディアで「リング」が登場した。しかしながら、原作に最も忠実な映像化は、テレビ版「リング 〜事故か! 変死か! 4つの命を奪う少女の怨念〜」であると言われている1)。ただし、こちらは著名な脚本家や俳優陣にも関わらず、なぜかDVD化もされていない、謎のビデオでもある1)。これこそが、真の”呪いのビデオ”なのかもしれない。その”呪いのビデオ”を見たら、ダビングして、必ず誰かにそれを見せることが”ビデオの呪い”を解くカギとなっていた(ただし、うろ覚えの記憶による。正確にはそれだけでは断ち切れない…かったかもしれない)。今の時代はビデオそのものの映像媒体がなくなったため、ダビングという概念すらもよくわからない人も多いであろう。その”呪いのビデオ”の映像がどのようなものであったかは、Youtubeにもある。興味のある人は見ていただきたい(テレビ版は文献2)、映画版は文献3)にある。ただし、怖いので耐性のない方は見ないほうがよいであろう)。
 このようにして「リング」においては、”呪いのビデオ”を見たら、ダビングして、必ず誰かにそれを見せる、ことがカギであった。しかしながら、”怒りの呪い”は、ダビングもできない。そこで、こちらのリング(図)をお勧めするしかない。まさしく親から子、子から孫への”愛のリング”である。



図 愛のリング4)

1) https://www.amazon.co.jp/リング-完全版-VHS-原田芳雄/dp/B00005H3LB (閲覧2017.7.17)
2) https://www.youtube.com/watch?v=FAD9JGLt3Vg (閲覧2017.7.17)
3) https://www.youtube.com/watch?v=CsJ2sDjnFAM (閲覧2017.7.17)
4) http://free-illustrations.gatag.net/tag/%E6%8C%87%E8%BC%AA (閲覧2017.7.17)

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