題名:アダムスキー型UFOの動力源に関する(未確認非科学的な)検討
報告者:トシ
UFOは、日本語では未確認飛行物体と呼ばれ、英語ではUnidentified Flying Objectとなる。その英語の頭文字をとってUFOとなる。Unidetifiedから、未確認であるも、これが確認できたとなると、Dentifiedとなり、その場合は、UFOではく、DFOとなる。ただし、今は確認されていない。このことからDFOは今もって存在しないこととなり、UFOがやはり正式な名称となる。そのUnidetifiedな状況で、その物体に関する動力源を検討することは、明らかに非科学ではあろう。しかしながら、ここではそれをあえて(未確認非科学的に)検討したい。
UFOには様々な形があり、葉巻型、三角型とあるが1)、最も有名な形はアダムスキー型になろうか。アダムスキー型以外の型は、実際の形状を示しているのに対して、アダムスキー型はアダムスキーという形状はない。その理由は、1952年にジョージ・アダムスキー氏がUFOを撮影し、その形状のUFOをアダムスキー型と呼ぶことになったからである1)。すなわち、アダムスキーとは、形状ではなく、人の名前である。アダムスキー氏が撮影したとされるUFOを図に示す。この写真の真偽はさておき、UFOの最もイメージに近いのは、このアダムスキー型であることは間違いないであろう。
このアダムスキー型のUFOの動力源であるが、いくつかの諸説はあるも、UFOの聖地でもあるエリア51の背後にある山脈の地下の秘密基地S-4でこのアダムスキー型UFOの推進装置の研究に関わったロバート・ラザー博士によれば、UFOの動力源は”反物質リアクター”による3)。さらに、”反物質リアクター”の形状に関して、大きさはバスケットボールぐらいで、銀色に輝く半球形状であり、その中に元素115の物質があったと報告されている3)。
図 アダムスキー型UFO2)
文献3)の発行は1999年であるために、本書物内ではこの元素は地球上には存在しないと記述されているも、2004年にドゥブナ合同原子核研究所とローレンス・リバモア国立研究所の共同研究チームが カルシウムをアメリシウムと衝突させて元素115の生成に成功し4)、2016年6月8日に、この115番の元素の命名権を獲得したドゥブナ合同原子核研究所の所在地にちなんで、「Moscovium」(元素記号:Mc)と、今は名付けられている5)。ということは、である。”反物質リアクター”も発明されたのか、と思えども、未だにその報告はない。再び、ロバート・ラザー博士によると、元素115は陽子と中性子が未知の力で結びつき、”反物質リアクター”の中で陽子同士の衝突を起こし、それによって元素116に変化し、その時の対消滅反応という物質の反作用で反重力効果が生み出されるとされている3)。この反重力効果によって、UFOは空間をひずませ、その移動はA点からB点へのテレポートによってなされるとある3)。早く”反物質リアクター”が発明され、UFOでなくDFOをぜひそれを確認したいが、未だにUFOのままである。
1) http://www.xzukan.net/archives/20659285.html (閲覧2017.11.21)
2) https://en.wikipedia.org/wiki/George_Adamski (閲覧2017.11.21)
3) 矢追純一: 宇宙人は本当に存在する. 河出書房. 1999.
4) Oganessian, Yu. Ts., et al.: Experiments on the synthesis of element 115 in the reaction 243 Am ( 48 Ca ,xn) 291-x 115. Physical Review C 69: id. 021601, 2004.
5) https://ja.wikipedia.org/wiki/モスコビウム (閲覧2017.11.21)
From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。