題名:瞬間的な性質を帯びる心を求めて
報告者:ナンカイン
体には筋肉があり、一般的にはそれを運動で鍛えることによって、筋肉を増強できる。近年では、運動の他にも、EMS(Electric Muscle Stimulation1))トレーニングの代表的な機器でもあるSIXPADなどを用いたり、HMD(Beta-hydroxy beta-methylbutyrate 2))タブレットの金剛筋HMBなどを摂取することによって、運動なくとも筋肉を増強できるまでに科学技術が発展した。その増強された筋肉は、たくましい体を作り上げるとともに、高齢者に至っては、転倒予防、移動能力の向上3)にもつながる。
筋肉は、正確にはいくつかの筋肉に分類でき、運動などによって鍛えることができるのは、骨格筋と呼ばれるものに相当する4)。そして、その骨格筋も大まかに速筋と遅筋と呼ばれるものに分類できる4)。その字の通り、速筋は瞬発的な収縮で作用し、遅筋は持続的な収縮で作用する4)。
そのような体の筋肉の作用の一方で、心も筋肉のように鍛えることができるのかという疑問が湧く。特に、瞬間的な性質、速筋での作用を帯びるが如く、100 m走でウサイン・ボルト氏の様に9秒58という記録が得られるような心が身につけば、瞬時にして物事を進められる(心が判断できる)かもしれない。実際の100 m走では鈍ケツでも、せめて心は駿足でありたい。そう願うのは、何も筆者だけではないであろう。そこで、本記事では、瞬間的な性質を帯びる心を求めるために、ここに報告したい。
メンタルを鍛える方法として、文献5)に記載されているように、3つのやり方がある。一つ目は、支えになる言葉や音楽を持つ、二つ目は、感度を下げるトレーニングをする、三つ目は、自分のメンタルをノートに書き込む、である。また、仕事が速い人がやっている技として、文献6)に記載されているように、これも3つのやり方が提示されている。一つ目は、メールの開封確認機能で相手の「スピード感」を把握する、二つ目は、パソコンの「神ボタン」を使う、三つ目は、エレベータでは「閉」ボタンを先に押す、である。このことから、メンタル強で、スピード強となるには、それぞれの一つ目である、支えになる言葉や音楽を持ちながら、メールの開封確認機能で相手の「スピード感」を把握する、ことが必要となるであろう。さらに、メンタル最強で、スピード最強となるには、支えになる言葉や音楽を持ちながら、感度を下げるトレーニングをして、自分のメンタルをノートに書き込みつつ、メールの開封確認機能で相手の「スピード感」を把握し、パソコンの「神ボタン」を使いながら、エレベータでは「閉」ボタンを先に押す、ことになるに違いない。これを実践することで、瞬間的な性質を帯びる心が手に入る、かもしれない。今日から早速、エレベータでは「閉」ボタンを先に押す、ことを実践したい。ただし、文献7)にもあるように、アメリカ人の多くは、図のボタンを押さないことも指摘されている。
図 閉ボタン7)
1) http://www.diet-jiten.com/category02/13.html (閲覧2018.8.7)
2) https://www.bulkpowders.co.uk/the-core/hmb-beta-hydroxy-beta-methylbutyrate/ (閲覧2018.8.7)
3) https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/kenkou-zoushin/kinryoku-training.html (閲覧2018.8.7)
4) https://ja.wikipedia.org/wiki/骨格筋 (閲覧2018.8.7)
5) https://toyokeizai.net/articles/-/95979 (閲覧2018.8.7)
6) https://toyokeizai.net/articles/-/83772 (閲覧2018.8.7)
7) http://www.i-love-la.net/detail.php?recid=211 (閲覧2018.8.7)
From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。