題名:波打ち際.com
報告者:ダレナン
本記事は、この記事の続きです。
やはり官能はあかんのー的な感じで、あまりにも行き過ぎた表現は、反省せなばなるまい。若干活きがよすぎたかもしれないこの記事は、しめなければなるまい。しめると逆に鮮度が保たれるからである。また、しめることでストレスを与えずに、魚肉に含まれた旨み成分(アミノ酸)が分解されてしまうことをも防げる1)。そのしめ方は、小魚では氷締め、中型以上の魚では血抜きが必要となる1)。このことは、人によっては残酷に思うかもしれない。でも、それが、社会的な習わし、すなわち、人が、魚を食べさせていただけるという儀式でもある。そうした方が、魚も喜ぶ(だろう)。そこで、ここでは、しめたい。シャッターや門ではない。ましてや、魚でもない。文章をだ。
だからといって、文章のしめ方をすっかり忘れた。魚のしめ方を思い出しても、文書のしめ方を忘れた。どうしよう。困ったときは、同仕様。雌雄変換にて、ゆい方として示したい。これこそが、乱れた髪をまとめるにはふさわしい構図(図)。背景は海だろうか。
何だか詩を書きたくなった。そこで詩を書く。
「海の塩はしょっぱくて。潮が満ちるほどしょっぱくて。そのしょっぱさは、この詩でもっても、生かされてー。イーカ、イーカと、のたまうのー。」
ザバーン。波打ち際.com。
「波打ち際.com。ここ、クリックするところ。でも、しないでくださいね。クリックしちゃうと、どうなると思う。分かる? ふふふ。でも、しないでね。しちゃだめ。だって、されたら、やっぱり恥ずかしいもん。」
げっ、なぜか変な展開。妙な胸騒ぎ。これでは、しめるどころか、開きっぱなしではなかろうか。そう思った次第であります。そこで、展開を変えたい。転回を、北北西に進路を変えたい。
図 ゆい方2)
ただいま、北北西に到着しました。そちらの状況はいかがでしょうか。オーバー。はい、こちらの海では海猫が鳴いているようです。オーバー。了解しました。そういえば、かつて海猫の話題(この記事)をしたことがありましたね。オーバー。思い出しましたよ。そういうこともありましたね。オーバー。それよりも、もっと古い、こちらの海猫はいかがですか。酷評ですけど。オーバー。そうですね。でも、そちらよりも、こちらの海猫の方がよいかもしれませんね。島清恋愛文学賞受賞作ですので。オーバー。そうですね。でも、とりあえず両方を試してみたいと思います。オーバー。了解です。オーバー。
ザバーン。波打ち際.com。
1) http://www.otomiya.com/fishing/sea/03-simekata.html (閲覧2019.6.14)
2) https://www.pinterest.jp/pin/24488391708225577/ (閲覧2019.6.14)
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