題名:賭けてみる?
報告者:ダレナン
本物語は、この物語の続きです。
それは、かつてのわたしの姿でもあった。わたしは、ジークンドーの自称指導者であった。ブルース・リーも真っ青になるほど、ヌンチャクのあやつりしでもあった。わたしがヌンチャクを操っていたのではない。わたしがヌンチャクに操られていたのだ。だから、自称だから自招でよいだろう。そんな事象だ。だからから、だを除いた招くレベルな、ここの話は…。なぜジークンドーか? そもそもジークンドーとは何か? それは、ここ1)を見てほしい。Wikipedia:「ドラマで只野の使う格闘技は空手というより、ブルース・リーのアクション(=ジークンドー、ジュンファン・グンフー)をイメージしたもの」1)。
「フン! フン! フン!」1)という声を発しながら、わたしは武術に、いそしんでいた。ブルース・リー直々によるジークンドーの書物も手に入れた。それは、中国語で書かれたものだった。日本語ではない。あえて、取り寄せたのだ。通販で。そして、こりもせずに、肩こりもせずに、腹筋と腕立てを繰り返し、けりを練習していた。その当時、それが正しかった。正義だったのだ。直々による書物の効果で、磁気磁気によるサロンパスの効果など知らなかった。いや、サロンパスは、磁気ではなかった。それをいうなら、ピップエレキバンだ。それが、必要なかった。若気の至りだろうか。だから、こそ、その当時のわたしは自称高橋克典氏でもあった。だから、自称だから自招でよいだろう。そんな事象だ。だからから、だを除いた招くレベルな、ここの話は…。
ふとわたしは祖母のプレーヤーの音楽が終了したことに気づいた。庭を見ながら、遠くに目をやった。今とは違う、青の春だった世界に、庭にある茶室の木漏れ日に、わたしは目を細めていた。わたしの頭の中は、ここの話に酔いしれている。酔いしれていると、「あなた、毎晩、飲みすぎよ」。誰もいないはずの別荘に、謎の声も響いた。未来の嫁だろうか。その頃、スマホ内部では子ネコのりどると僕が、わたしくんに対して問答していた。
りどる:「また、だっせんしてるにゃん。すぐにだっせんするにゃん」
僕:「そうだな、悪い癖化もしれない。くっせー放屁ゆえに、くっせー化だな。こりゃ」
りどる:「そうだにゃん。すぐにちがうわだいを、ほうひしたがる。やっぱり、このはなし、このかいのはなし、まちがいなくほうきだにゃん」
僕:「そうだ。そうだ。ストーリーを放棄している」
りどる:「かんぜんに、でんぜる・わしんとんにしびれてるにゃん、どうも」
ず でんぜる・わしんとん2)
僕:「わたしくんは、イコライザー2も見るのかな?」
ろどる:「どうにゃんだろうか?」
僕:「りどる…、じゃぁ、賭けてみる?」
りどる:「そうしようだにゃん。かけてみようだにゃん」
1) https://ja.wikipedia.org/wiki/特命係長_只野仁_(テレビドラマ) (閲覧2021.3.22)
2) https://www.pinterest.jp/pin/46795283614281017/ (閲覧2021.3.22)
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