カラス貝の釣り方とカラス貝での釣り方



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題名:カラス貝の釣り方とカラス貝での釣り方
報告者:ログ

 淡水にいる二枚貝で最も有名なのはシジミであろうか。シジミにはヤマトシジミ1)とマシジミ2)の2種類あり、どちらも食用とされる。ちなみに、スーパーなどで市販されているシジミはヤマトシジミであるが1)、もう一方のマシジミは外来種の影響で数を減らし、その代わりに海外産のシジミが販売されている2)。一方、淡水の貝の数が減少したのは、なにもシジミだけではない。表題のカラス貝も同じである。その減少の要因は、先の外来種に加えて、環境開発の影響もあることは間違いない(この記事も参照)。
 カラス貝は、場合によってはドブ貝と分類される。その詳しい判別は文献3)に譲りたい。ここでは、その類の貝を、筆者のかつてのイメージから、すべてカラス貝として呼称することを許して頂きたい。カラス貝を図1に示す。このようにカラスと同じく、真っ黒な殻をもった貝である。大きさも図下の定規が示すように、大きいもので25 cmぐらいの全長がある。かつての日本の田の脇の沼や川には、このカラス貝の如き、淡水に多くの二枚貝が生息していた。その釣り方も簡単であった。図2のように沼や川に口を開けて潜っているカラス貝に棒を突っ込むのである。すると、うまく棒が貝内に入ると、カラス貝は貝を閉じる。それを見計らって、その棒を引きあげるとカラス貝も引き上がるという訳である。

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図1 カラス貝4)

 一方、海にもカラス貝と呼ばれる貝がある。港の壁にくっついている図1のような貝である。ただし、サイズはもう少し小さく、かつ、正確にはそれはムラサキイ貝と称される。そのムラサキイ貝はムール貝(この記事も参照)の近似種であるが5)、こちらはムール貝と違い食用に適さない。食べた人もいるが6)、その人も記述するように、ムラサキイ貝は毒をため込みやすいため、指標生物となっており6)、場合によっては記憶喪失性貝毒や麻痺性貝毒、下痢性貝毒などの貝毒に侵される5)。しかしながら、人が食べるのではなく、クロダイが食べる際には問題なく、かつ、クロダイはこの貝にメロ

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図2 カラス貝の口開けの様子7)

メロのようである。釣工房 豊勝から「黒鯛メロメロ カラス貝」なる製品が販売されているほどで、こちらはクロダイがカラス貝(ムラサキイ貝)を好む性質をうまく利用した疑似餌である。疑似餌の仕掛けとしても巧妙であるが、製品名も実にGoodである。

1) http://www.kai-zukan.info/yamatoshijimi.php (閲覧2016.4.25)
2) http://www.kai-zukan.info/mashijimi.php (閲覧2016.4.25)
3) http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~kondo/unio/kensaku.html (閲覧2016.4.25)
4) http://members.jcom.home.ne.jp/3110447901/shell/html/kaic.html (閲覧2016.4.25)
5) https://ja.wikipedia.org/wiki/ムラサキイガイ (閲覧2016.4.25)
6) http://lyt07au.sakura.ne.jp/sakanatosakana2/?p=706 (閲覧2016.4.25)
7) http://tokyojedi.blog.so-net.ne.jp/2008-06-18 (閲覧2016.4.25)

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