地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

説教

題名:説教報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 しばらくその後も、組合長…、いや伯父の説教が続いた。(分かっている)僕の父(イソベマグロ)はすでにこの世にはいない。大シケの日に誰の注意にも耳を貸さず、漁に出て行方不明。そんことは、充…

それは横線だ身体

題名:それは横線だ身体報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 「で、でも、伯父さん。彼女とはデートでなくて..」「いっつも仕事場では伯父さんと呼ぶなっちゅーてるやろ。組合長や。伯父と言えども組合長や。そう呼べ。カツオくん、いつまでも…

マッスル・ハッスルな栄養論

題名:マッスル・ハッスルな栄養論報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 こまけーこと気にせず、かけばいいちゃ。それで、ええのんだよ。ええのか。ええよー。そうして、肉を食らってたんぱく質をえて、ええよーとなす。その含有量は、生ハム(2…

ついにやってもた。

題名:ついにやってもた。報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 なぜか文豪家の出で立ちで、袴に、紋付き、あるいは、足袋姿でもって、ゆるりとはまきを食らう。そして、僕はこう思うのだった。「ここまで、なんとなくコンセプトはええが、いや…

4人での生活

題名:4人での生活報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 この日からコンブチャンと4人での生活となった。幸いなことに、妹の部屋には布団が二人分あったために、コンブチャンは妹の部屋で寝ることとなった。病院のつきそいの時から(この物語)心…

イソベ家について

題名:イソベ家について報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 病院での診察を終え、コンブチャンを家につれて帰った(この物語)。ただし、コンブチャンは身元が不明。そのため、記憶が元に戻るまで一旦、イソベ家で引き取ることにした。 イソベ家…

磯野かおりという名で登録

題名:磯野かおりという名で登録報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 妹のしま模様の服を着た彼女(コンブチャン)は、意外とその服が似合っていた。いや、意外とではなく、似合っていた。コンブチャンは妹の部屋で着替えを終えた後、若干、髪の…

しま模様のシャツ

題名:しま模様のシャツ報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 思ったよりも彼女自身はすんなりと僕に身を預けた。彼女から磯の香りが漂う中(この物語)、初対面なのにまったくの警戒感なしに身を預けるなんて、やはり海の中を漂流したことで、疲…

何だか不思議な感じ

題名:何だか不思議な感じ報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 「ここ、本当にハワイなの? なんだか、違う感じがするけど」「ほらみて」と看板を指さした(図)。「ハワイ海水浴場…。本当ダ…」でも、そこの特集には「ハワイを探しに羽合へ行く」…

とりあえず

題名:とりあえず報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 ざるそばの極意は、ざるにして、つゆにある。本わさびは、薬味(この物語)。だからこそ、つゆにこだわりたい。それは、あなたへ、つーゆー、To Youだから。海岸の波打ち際から起き上がったT…