地底たる謎の研究室

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ダンゴムシとワラジムシの違いから、オームについて


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題名:ダンゴムシとワラジムシの違いから、オームについて
報告者:トシ

 よく似ているが、よく見ると違うムシにダンゴムシとワラジムシがある。ダンゴムシはその名の通り、触るとダンゴのように丸くなるも、ワラジムシは丸くはならない。それだけの違いのようでもあるが、ここでは両ムシの何が違うのかについて調査したい。
 「ダンゴムシとワラジムシの違い」と検索すると、ダンゴムシジャパンというサイト1)が真っ先に検索され、その中に「ダンゴムシとワラジムシの違いと関係」と題する報告があり、それを閲覧すると違いが一目瞭然である。文献2)にそれが詳細に記載されているために、ここであえて掲載するまでもないかもしれないが、違いについては次の4つが挙げられている。①動きが素早い、②突っついても丸まらない、③平たい、④おしりが違う、である。①に関しては、ワラジムシ>ダンゴムシとなる。②に関しては先に示したように、ワラジムシ×、ダンゴムシ○となる。③に関してはワラジムシ○、ダンゴムシ×となる。④に関しては文献2)に図が掲載されているのでそちらを参照していただきたい。
 進化の過程の変化についても文献2)で詳しく示され、海に棲む甲殻類の一部が陸に適応するようになり、まず陸に適応し海岸付近で生きていけるようになったのが、テトラポッドなどに這いつくばるダンゴムシとワラジムシによく似たフナムシであり、さらに内陸へ適応したのがワラジムシ、そして、ダンゴムシとされる。そこで、分類について調べると、フナムシは、甲殻綱等脚目フナムシ科3)、ワラジムシは、甲殻綱ワラジムシ目(等脚目)ワラジムシ亜目ワラジムシ科4)、ダンゴムシは、甲殻綱ワラジムシ目(等脚目)ワラジムシ亜目オカダンゴムシ科5)となる。そのため、甲殻綱等脚目までは同じである。科については文献6)にもあるように、分かりやすい例で示すと、ヒトもチンパンジーもゴリラもヒト科であり、ヒトはヒト科ヒト属、チンパンジーはヒト科チンパンジー属、ゴリラはヒト科ゴリラ属となることから、フナムシもダワラジムシもダンゴムシも非常に近い間柄にあることが分かる。



図 風の谷のナウシカのオーム7)

 そこで、次の問題が、宮崎駿監督による名作「風の谷のナウシカ」に出てくるオーム(王蟲)であるが、一見するとダンゴムシのように見える(図)。文献7)ではダンゴムシにヒントを得たのではと示唆されるも、文献8)では王蟲(オーム)はダンゴムシではなく、モスラをモデルにしたとされる。年配の人なら知っているザ・ピーナッツによる「モスラ~や、モスラ~」のあのモスラである。ちなみに、モスラはイモムシがモデルである。

1) http://dango64jp.starrypages.net/ (閲覧2017.11.13)
2) http://dango64jp.starrypages.net/warajimusi.html (閲覧2017.11.13)
3) https://ja.wikipedia.org/wiki/フナムシ (閲覧2017.11.13)
4) https://ja.wikipedia.org/wiki/ワラジムシ (閲覧2017.11.13)
5) https://ja.wikipedia.org/wiki/ダンゴムシ(閲覧2017.11.13)
6) https://lab.mykinso.com/chisiki/classification/ (閲覧2017.11.13)
7) http://studiototoro.com/o-mu-1454 (閲覧2017.11.13)
8) http://blog.freeex.jp/archives/51493425.html (閲覧2017.11.13)

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