地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

はったりが利いた



「宇宙コロニー( Off-world colonies )での新しい生活が貴方を待っています。チャンスと冒険に満ちた黄金の土地に、再び巡ってきた好運。」 “A new life awaits you in the Off-world colonies. The chance to begin again in a golden land of opportunity and adventure.”

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題名:はったりが利いた
報告者:ダレナン

 本物語は、この物語の続きです。

 ムック=ムックダー・ナリンラックさん社長(ムックダー・ナリンラックさん社長)に、ときめきを覚えたせいなのかどうなのかは分からない。しかし、ムックダー・ナリンラックさん社長に、開口一番こう言われた。

「あなた、カンジョウ・ダダ・モレッティさんね」

いや違う。面接の受付で告げた僕の名前と異なる。異なるのだ。訂正し直そうとした時、すぐに、はっと気がついた。もしかして相当、顔がにやけていたのかもしれない。「すみません。社長」、

「まあ、いいわ。ちょっと服を着替えてくれるので、とにかくそこに座って待ってて」

そうして、しばらくすると、今度は水色の服に着替えた社長が現れ、その後すぐに面接が始まった。

(書類をみながら)「えっと、プレゼン係が希望ね。じゃぁ、ね。まず、あなたの今までの経歴をおしえて」

そう言われて、藤井美菜さん社長の元、藤井株式会社(この物語)で働きつつ、比留川游さん社長(この物語)とハン・イェスルさん社長(この物語)とも面識があり、グーリー株式会社のグーリー・ナーザーさん社長(この物語)に引き抜きにあったことを素直に伝えた。我ながらすごい経歴だ。

「へぇ~、結構すごいじゃない」

ほめられた。有頂天になった。
そこで、立ち読みした「プレゼンのごくり」にあった「堂々と、はったりをかまして大ウソでもよい。それがプレゼンのごくりとなる」を実践すべく、動画1)を見せた。

「このプレゼンをご覧ください。実は、これは僕が指導したのです」

大ウソのはったりをかました。それも堂々と。その動画(iPhone を発表するスティーブ・ジョブス)をみながら、ムックダー・ナリンラックさん社長さん社長はいささかきょとんとしていた(図)。相当に、はったりが利いたのかもしれない。



図 ムックダー・ナリンラックさん2)

1) https://www.youtube.com/watch?v=L0XeQhSnkHg (閲覧2019.7.24)
2) https://www.pinterest.jp/pin/803751864728194269/ (閲覧2019.7.24)

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