題名:はったりが利いた
報告者:ダレナン
本物語は、この物語の続きです。
ムック=ムックダー・ナリンラックさん社長(ムックダー・ナリンラックさん社長)に、ときめきを覚えたせいなのかどうなのかは分からない。しかし、ムックダー・ナリンラックさん社長に、開口一番こう言われた。
「あなた、カンジョウ・ダダ・モレッティさんね」
いや違う。面接の受付で告げた僕の名前と異なる。異なるのだ。訂正し直そうとした時、すぐに、はっと気がついた。もしかして相当、顔がにやけていたのかもしれない。「すみません。社長」、
「まあ、いいわ。ちょっと服を着替えてくれるので、とにかくそこに座って待ってて」
そうして、しばらくすると、今度は水色の服に着替えた社長が現れ、その後すぐに面接が始まった。
(書類をみながら)「えっと、プレゼン係が希望ね。じゃぁ、ね。まず、あなたの今までの経歴をおしえて」
そう言われて、藤井美菜さん社長の元、藤井株式会社(この物語)で働きつつ、比留川游さん社長(この物語)とハン・イェスルさん社長(この物語)とも面識があり、グーリー株式会社のグーリー・ナーザーさん社長(この物語)に引き抜きにあったことを素直に伝えた。我ながらすごい経歴だ。
「へぇ~、結構すごいじゃない」
ほめられた。有頂天になった。
そこで、立ち読みした「プレゼンのごくり」にあった「堂々と、はったりをかまして大ウソでもよい。それがプレゼンのごくりとなる」を実践すべく、動画1)を見せた。
「このプレゼンをご覧ください。実は、これは僕が指導したのです」
大ウソのはったりをかました。それも堂々と。その動画(iPhone を発表するスティーブ・ジョブス)をみながら、ムックダー・ナリンラックさん社長さん社長はいささかきょとんとしていた(図)。相当に、はったりが利いたのかもしれない。
図 ムックダー・ナリンラックさん2)
1) https://www.youtube.com/watch?v=L0XeQhSnkHg (閲覧2019.7.24)
2) https://www.pinterest.jp/pin/803751864728194269/ (閲覧2019.7.24)
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