地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

ほら、そこ、タオル見て、みーなー



「宇宙コロニー( Off-world colonies )での新しい生活が貴方を待っています。チャンスと冒険に満ちた黄金の土地に、再び巡ってきた好運。」 “A new life awaits you in the Off-world colonies. The chance to begin again in a golden land of opportunity and adventure.”

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pocket LINE

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題名:ほら、そこ、タオル見て、みーなー
報告者:ダレナン

 本物語は、この物語の続きです。

 Japanの女優の新木優子さんは、そのハムスターをじっと見つめながら微笑んでいた(この物語)。次第にそのハムスターの、話にも熱を帯びてきた。でも、急に話題を変え、

「どうやろか、Yukoちゃん…。今晩のワイの、{むふふスーパーDJ:恋の大放出→それいけワイさま}にきてくれるんやろか…。ここMilazzoで、また逢えたからうれしいけんども…どうやろか?」

「ごめんなさい。今日はお忍びで来ているので、この後すぐにJapanへ帰らないといけなくなったの。ごめんなさい、ワイさま…」

「そうか、そうなんか…。ええで。別にええで。ワイ、気にしとらんで…」

そういつつも、やはりさびしそうな感じは拭いされなかった(図)。



図 sad-hamster.jpg1)

「でも、ここの食事どうやった。うまかったか、Yukoちゃん♡」

「ワイさま、とっても美味しかったよ♡」

「そうか、そうか…。それはよかったで…ぐすっ」

 なぜか、そのやり取りに僕の目にも自然と涙があふれてきた。そこで、涙をタオルでぬぐおうとして、バックからタオルを取りだした。しかし、指の力も抜けてしまっていたためか、タオルを床に落としてしまった。でも、そのことに気づかず、タオルがあるかのように、涙をぬぐおうとすると、そのハムスターは、

「タオル、落ちるで。ほら、そこ、タオル見て、みーなー。タオル、みーなー。タオルミナ…!!!」

「そうや、カターニャやなくて、タオルミーナや。タオルミーナや。みーなーさんは、今、タオルミーナにいるんや。直観や。これ、ワイの直観やで」

Google Mapで確認すると、Miazzoとカターニャの間に、タオルミーナ(Taormina)があったのだ。

1) http://lovingspiritrescue.org/thinking-of-surrendering-an-animal/ (閲覧2019.10.10)

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