題名:ほら、そこ、タオル見て、みーなー
報告者:ダレナン
本物語は、この物語の続きです。
Japanの女優の新木優子さんは、そのハムスターをじっと見つめながら微笑んでいた(この物語)。次第にそのハムスターの、話にも熱を帯びてきた。でも、急に話題を変え、
「どうやろか、Yukoちゃん…。今晩のワイの、{むふふスーパーDJ:恋の大放出→それいけワイさま}にきてくれるんやろか…。ここMilazzoで、また逢えたからうれしいけんども…どうやろか?」
「ごめんなさい。今日はお忍びで来ているので、この後すぐにJapanへ帰らないといけなくなったの。ごめんなさい、ワイさま…」
「そうか、そうなんか…。ええで。別にええで。ワイ、気にしとらんで…」
そういつつも、やはりさびしそうな感じは拭いされなかった(図)。
図 sad-hamster.jpg1)
「でも、ここの食事どうやった。うまかったか、Yukoちゃん♡」
「ワイさま、とっても美味しかったよ♡」
「そうか、そうか…。それはよかったで…ぐすっ」
なぜか、そのやり取りに僕の目にも自然と涙があふれてきた。そこで、涙をタオルでぬぐおうとして、バックからタオルを取りだした。しかし、指の力も抜けてしまっていたためか、タオルを床に落としてしまった。でも、そのことに気づかず、タオルがあるかのように、涙をぬぐおうとすると、そのハムスターは、
「タオル、落ちるで。ほら、そこ、タオル見て、みーなー。タオル、みーなー。タオルミナ…!!!」
「そうや、カターニャやなくて、タオルミーナや。タオルミーナや。みーなーさんは、今、タオルミーナにいるんや。直観や。これ、ワイの直観やで」
Google Mapで確認すると、Miazzoとカターニャの間に、タオルミーナ(Taormina)があったのだ。
1) http://lovingspiritrescue.org/thinking-of-surrendering-an-animal/ (閲覧2019.10.10)
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