地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

Marina様へ


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題名:Marina様へ
報告者:ダレナン

 本物語は、基本的にこの物語の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 豹変したグレイらの正体は、Merame家のバンパイヤ種族だった(この物語)。しかも、そのMerame家のバンパイヤは、我がGaeele家のバンパイヤ種族と対立している、らしい。始め、理解に苦しんだが、24か25歳のころの俺は(この物語)、異様なほど何かを求めていた。それは血なのか、生血なのか、善き血だったのだろうか。ある時、閾値を超え、目覚めさせたその血筋は、Merame家のヒメとされる、Pixtalia Yoko Merameに対して、我が血筋のぞくぞくが登場し(この物語)、それは、あがらえなかった運命的なもの。そうして、甘い匂いに誘われ、自然と彼女の首筋を噛んだのだった。

「オモイダシタカ ワレワレノ ヒメサマハ おめえによって、昏睡状態にされたのだ」

 もはやグレイとしての存在を誇示しなくてよくなったのか、春らしく、普通のべしゃりに戻った。それは、こじはるが語る「上から話を落とすだけでは人は動かない」ではない、そのブランド運営論に、ハーリップトゥする瞬間だった1)。

「おめえは、この女性(図)を知っているか?」

 そうして、宇宙船(DFO)内のスクリーンに映し出されたのは、こじはる、ではなく、知らない女性だった(図)。確かに、リンク先をクリックしても「このページはご利用いただけません。リンクに問題があるか、ページが削除された可能性があります。 Instagramに戻る」2)となる。知らない…、いや、よく知っている。よく知っているのだ。その首筋にあるほくろは、そう、まさしく我が母。僕が幼いころに見た記憶の、我が母、Marina (Bondarko) Gaeeleだった。

「彼女は、元々は我がMerame家のプリンセスだったのだ。それが、おめえの父、Joseph Gaeeleによって、Gaeele家のバンパイヤ種族として運命を共にすることになった。幸いにして、Marina様は、首筋を噛まれた後、昏睡することなく、その生を、おめえのGaeele家への、バンパイヤ種族として、正式に迎え入れることとなった。その子、その息子が、おめえ、Eiigo Gaeeleなのだ」



図 Marina様へ3)

1) https://www.wwdjapan.com/articles/844940 (閲覧2019.12.8)
2) https://www.pinterest.jp/pin/400046379401961351/ (閲覧2019.12.8)
3) https://www.instagram.com/p/BuLyGsHn-ZZ/ (閲覧2019.12.8)

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