題名:元気? 体調どう?
報告者:ダレナン
本物語は、この物語の続きです。
病院から結局は一日で退院し、次の日には猫ラーメンにさっそくに出勤した。
「おやっさん、昨日はすみませんでした」
おやっさん:「おっ、ガエールくん。もうええんかいな」
「はい。単なる低血圧による失神だったようで、検査でも異常がなかったようです。安心しました。それよりも、猫ラーメンが開店できずに、おやっさんに迷惑かけてすみません、です」
おやっさん:「なーに、全然気にせんでもええがな。今日は頑張るでー」
「はい。ところで、おやっさん、タンちゃんは?」
おやっさん:「もうすぐ来ると思うで。ちょっと用事があるから少しだけ遅くなるとはいっていたけんど」
ガラっ。入口が開き、タンちゃんの顔が見えた(図)。ほっとした。(タンちゃん…、昨日はありがとう)
図 タンちゃん1)
タンちゃん:「ガエールくん。もういいの。私がおじさんの仕込みを手伝うから、今日は無理しなくてもいいけど」、「昨日はありがとう。大丈夫だと思う」
仕込みが終わり、店を開けた。のれんを出していると、昨日お世話になった看護婦さんが列の中に居た。
看護師さん:「ガエールくん。元気? 体調どう?」
「昨日はありがとうございました。なんともないようです。ここのおやっさんのラーメン、めっちゃ旨いですよ」
看護師さん:「楽しみ~」
1) http://ent.ifeng.com/idolnews/mainland/detail_2013_08/01/28157003_0.shtml (閲覧2019.12.30)
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