地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

どあーずは、ざ・をぉーる、へとへんぼう



「宇宙コロニー( Off-world colonies )での新しい生活が貴方を待っています。チャンスと冒険に満ちた黄金の土地に、再び巡ってきた好運。」 “A new life awaits you in the Off-world colonies. The chance to begin again in a golden land of opportunity and adventure.”

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題名:どあーずは、ざ・をぉーる、へとへんぼう
報告者:ダレナン

 本物語は、この物語の続きです。

 それからエミリアとなかよくなるにはじかんがかからなかった。ぼくはすみこみでれすとらんにはたらいていたために、そこからいつしかエミリアのアパートにあししげくかようようになり、ふたりでよくNARUTOなんかをみた。
 じっさいのところ、ぼくよりもエミリアのほうがあにめのちしきはあったが、それでもぼくといっしょにあにめをみるさいに、「これにほんごでどうはつおんするの」とか、「このばめん、にほんのどこらへんのけしき」とか、よくきいてきた。そのたびにまんめんのえがおをみせ、エミリアとこのままいっしょにすごすのもいいかもしれないと、ぼくはおもいはじめていた。ただ、ただ、なぜだか、ぼくのなかではいわかんをかんじることがあった。あの(いったりー)というエミリアのいいかたが、ぼくのゆめのなかのものと、すこしちがうことにきづきはじめていたからだった。
 たぶん、なにかがかけている。もちろんそれはエミリアじしんではない。じぶんのなかで、ぱすずのぴーすがたりないかんじがして、エミリアとすごせばすごすほど、そのうまっていないぴーすのみぞがふかまっているようにおもえてきた。そのたびに、ぼくはエミリアとのかんけいにきょりをおいて、ちがうじぶんをさがしはじめるようになっていた。エミリアといたりーのほうぼうをいきつつも、ぼくはひとりでえを、いたりーのふうけいのえを、えいがきにいくこともおおくなった。それが、エミリアにとってはきにいらなかったのか、ときおり「きっぺいは、もしかしてほかにすきなひとできたの…?」とかよくきいた。「いないけど…」とへんじをしていたが、そのときすでに、エミリアにぼくにたいするそうとうなふしんかんがめばえていたのかもしれない。
 あるひ、ごーんごーんとかねがなり、ふぃれんつぇのよるはふけていった、そのひ。ぼくはまちあわせのばしょでエミリアをまっていた。でも、エミリアはあらわれなかった。あたりまえだ。ぼくはひにちをまちがえていたのだ。そのあと、エミリアをたずねると、かのじょは「わたしとのやくそくなんて、きっぺいにはもうどーでもよかったのね。わたし、じ(ゅ)んせい、まちがえたみたい」。そう、こくられ、しゅうけつした、はまーすみす・おでおん。
 ばたん。どあーずがとじられた。
 もはや、ではいりすることがゆるされない。
 どあーず(すとれんじ・でいず)は、そんなふんいきをかもしだしていた。そのとき、そのどあーずは、ざ・をぉーる、へとへんぼうしていた。こっちは、むんくちゃうで、ぴんく・ふろいどちゃん(ず)なのよーん。



ず ぴんく・ふろいどちゃん1)




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