地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

”アンジェリーナさん(仮)”



「宇宙コロニー( Off-world colonies )での新しい生活が貴方を待っています。チャンスと冒険に満ちた黄金の土地に、再び巡ってきた好運。」 “A new life awaits you in the Off-world colonies. The chance to begin again in a golden land of opportunity and adventure.”

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題名:”アンジェリーナさん(仮)”
報告者:ダレナン

 本物語は、この物語の続きです。

 ハートビート・プレーンはときめきのプレーンであって、あこがれのプレーンでもある。しかし、一度乱気流に嵌ると奈落の底に突き落とされ、そしていずれは墜落する。僕は、Angelina DanilovaさんのかわいさとHarold Buddの死を知ることで、僕のハートビート・プレーンは奈落の海へと墜落した。
 だって、かわいすぎるもん(図)。
 目ざめて、本当の飛行機は巡行に航行し、イスタンブール空港まで向かっていることは分かったものの、その機内のwifiで世界(モンド)をセレクション(精選)すっと、したところ、「「毎年80カ国以上から2200に及ぶ商品がモンドセレクションにて評価される」と表記されているものの、日本企業が寡占しているのがその実態である。…中略…しかし、販促のアイデアに困ったからといってモンドセレクションを販促ネタとして獲得し、国際=権威に弱い日本人の弱みにつけ込んだ販促キャンペーンを仕込むのは、どうなのだろうか? それって、モンドセレクションの悪用である。」2)ことも判明する。
すなわち、こうだ。



図 かわいすぎる1)

 「欲求といえば、「食欲」「性欲」「睡眠欲」の生理的なこの三大欲求が一般的だと思いますが、私としてはこれにコミュニティを持つ動物の本能としての「支配欲」のことをもっと考えるべきじゃないかなと思っております。」3)。来兎さん、その通りだと思いやす。
 結局、誰かは、誰かを支配したい。「俺様の方が貴様よりもすげーんだぜ」と”イワンのバカ”りに。
 これが俗にマウンティングというやつだろう。
 でも、Haroldの曲を聴くと、いつもこう思う。鈴木茂明さんが伝えるように、「自我がなくなり、純粋にハロルドの愛が音楽から無条件に放出されています。その霊的なハロルドの愛に何のわだかまりもなく浸れる素晴らしい作品です。…中略…見返りを求めない、まるで太陽のように無条件に愛を与えてくれます。」4)。そこにはマウンティングの世界は一切ない。マウントが限りなく(ニア)、0(レー)に近い。マウントレーニア、まるでコーヒー様だ。
 その時、CAさんが現れ「お飲み物はいかがですか」と個人的な営業スマイルで僕に問うた。ジャストタイミングだった。僕はすかさず「もちろんコーヒー様を~」と頭の中の思考を至高するかの如く彼女に伝えると、何だか個人的な営業スマイルがごく個人的なスマイルに変わり、クスっと笑われた気がした。そういえば何となく彼女はDanilovaさんに似てなくもない。そこで僕は密かに、彼女を”アンジェリーナさん(仮)”と称した。

1) https://www.pinterest.jp/pin/742249582311442683/ (閲覧2021.5.15)
2) https://www.itmedia.co.jp/makoto/articles/1007/13/news008_2.html (閲覧2021.5.15)
3) https://lineblog.me/raito/archives/1062461233.html (閲覧2021.5.15)
4) https://www.amazon.co.jp/Bordeaux-Robin-Guthrie/dp/B004J4RQH8 (閲覧2021.5.15)

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