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φ=1.6180339…に近づくだけの惰性的ライフスパンの捉え方


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題名:φ=1.6180339…に近づくだけの惰性的ライフスパンの捉え方
報告者:ダレナン

 本記事は、基本的にこの記事の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 先の記事にてライスプパンからフィボナッチ(数列)年齢と対応付け、その関係を探った。それによって、ある年齢から、人の人生はもしかすると、φ=1.6180339…に近づくだけの惰性的ライフスパンの現象である可能性について述べた。その惰性となる基準は、あくまで年齢的にφに近づく様相からの推定であり、その推定から、ある年齢とともにφの変動がなくなり、単に人の人生はφに近づく、これを逆に、人の人生的に見直すと成熟へ向かうとの意味が内包されるのかもしれない、そう、今や思い始めている。そこで、ここでは、その単純な惰性的なライフスパンに対する捉え方を見つめなおすとともに、それがそうであるのか、あるいは、そうでないのか、あるいは、そうともいいきれないのか、といったややファジー的な見解になるのかもしれないが、人の人生(人が生きる)を検討したい。
 先の記事によれば、そのφに収束するライフスパンのイベントは、チンパンジーを超える、中間反抗期になる、ティーンエイジャーに突入するがあり、その後に身も心も大人へとなる過程がある。これを見直すと、チンパンジーを超える段階でより人らしくなり1)、中間反抗期という過程で自己を形成し始め2)、ティーンエイジャーに突入ことで子供から大人への移行期となる3)。この収束期は明らかに生物的な成体のヒトとしてなるべく過程であり、かつ、その時期でもある。これらの後に待つのは、社会的なイベントと言えば、日本では成人式と称される大人への認知が待つ20~21歳となる。この成人を区分にしてどのようなイベントが待っているかと言えば、社会的に明らかなのは、飲酒と喫煙になる。すなわち、身体や脳の成長が固定化され、酒やタバコなどの身体に影響を与えやすい嗜好品も社会的には容認されることとなる。ここでは、実は暗示的にヒトの成長がストップすることをも示している。
 宇宙は今もって膨張し続けている。それは、世界が混沌に向かって進んでいることを示している。一方で、生命は秩序のある機構に存在するが4)、言い換えると、エントロピーが負の方向に生物体は成長しているとも言える5)。
 しかし、である。
 φが収束する現象はエントロピーの様相をも示し、収束に向かえば向かうほど、生体としてのエントロピーも収束し始めているのかもしれない。すなわち、惰性的ライフスパンは、エントロピーとの関係でみると、生体的に固定し始めたφの収束期である21歳以後は、その時期を境にエントロピーの正負転換が生体的に目覚めている時期なのかもしれない。これを、よい捉え方をすれば、ヒト個体としての成熟の完了を意味する。わるい捉え方をすれば、ヒト個体としての残された負のエントロピーの維持が、正に転じ、これによって惰性的にエントロピーの膨張を享受するだけに存在になるのかもしれない。これが大人の正体となるのであろうか。

1) https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10120662395 (閲覧2017.9.15)
2) https://mamasup.me/articles/37754 (閲覧2017.9.15)
3) https://ja.wikipedia.org/wiki/ティーンエイジャー (閲覧2017.9.15)
4) ハーケン, H: 自然の造形と社会の秩序. 東海大学出版社. 1985.
5) シュレーディンガー, E: 生命とは何か. 岩波書店. 2008.

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