地底たる謎の研究室

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一家に一枚の科学


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題名:一家に一枚の科学
報告者:ダレナン

 科学は、もはやとおい世界のことではなく、生活には欠かせない身近な存在となった。同時に、日々、膨大なニュースとともに、時に流れる最新の科学に関する話題は、昨今のネガティブなニュースが多い中、ポジティブな話題も少なくない。それを人類の益になるように活かすことが出来れば、科学の一歩一歩は、人類の未来への案内となる。むろん、その背景には、過去の偉大な科学者が積み上げてきた知識の財産があり、その真理は、現代でも燦然と輝き続ける。
磁石の上に広げた紙の上に鉄粉をばらまくと、鉄粉が一定の模様を描いて両極の間に並ぶ1)。今では、小学生でも楽しめる理科の実験に一つであるが1)、これを発見したのも、天才科学者の一人であるマイケル・ファラデーのおかげである。そのため、今では磁力線というと、理科にさほど理解がなくとも、その目に見える現象で持って何となくでも予想がつくまでになった。さらに、電磁誘導現象なる、機械的エネルギーを電気エネルギーに変換する実際的な方法も、実はファラデーによる1)。ここに、当たり前の前には、当たり前でなかった時代が確実に存在することが分かる。
 マイケル・ファラデーは晩年、広く科学の面白さを伝えるために、様々な講演を行った。王立研究所による有名なクリスマス講演「ロウソクの科学」は、ファラデーの有名な講演でもある。これは、ロウソク一本から、科学することを説いた講演であるが、ファラデーによる科学のともし火は、「ロウソクの科学」からも了解できるように、科学する心の重要な側面である。ファラデー曰く、

ロウソクは自分自身で輝くから、どんな大きなダイヤよりも美しい1)

のである。
 そのともし火は、科学の真理の探究から多くの知性を集積し、輝きを帯びる。公益財団法人 科学技術広報財団による一家に一枚シリーズ2)も、その輝きの一つでもあろう。文献2)にはそのシリーズの様々なポスターがあるが、中でも宇宙図は圧巻である。その縮尺した図を図に示す。縮尺ゆえによく文字が読めないが、その場合は、文献3)のpdfをダウンロードして確認していただきたい。
これがインターネット上で手に入る時代の変化に、天才科学者ファラデーも天国で大いに喜んでいることに違いない。



図 宇宙図20183)

1) http://blog.andowako.jp/?eid=125 (閲覧2018.7.30)
2) http://stw.mext.go.jp/series.html (閲覧2018.7.30)
3) http://stw.mext.go.jp/common/pdf/series/diagram/uchuzu2018-ja_A3.pdf (閲覧2018.7.30)

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