題名:実験動物ニワトリンの校則違反
報告者:ダレナン
本記事は、この記事の続きです。
広い地球上を走ると、そこには時間と空間にずれが生じる。その走りが光速に近づけば近づくほど、ゆっくりとした時間となり、時空間がゆがむ。その時空間のゆがみはキャプテン・アインシュタインによって体験できる1)。そこでのバーチャル世界は、光速を時速20kmとして設定し、ボートに乗った状態での光速に近い状態における世界の見え方を、わかりやすく体験できる。
一方、光速といえば、高速もあり、拘束もあり、校則もある。様々なこうそくの中で、どれを選ぶかを迷ってしまう。先のボートにのれば、光速ボートとなり、車が高速道路にのれば、高速となる。が、縛られるのは拘束と校則になる。全国の変な校則は、文献2)に記載されているが、「校内で異性と会話する場合は、会話用紙を提出し許可をもらい、会話室で会話をすること」など、おかしな校則もある。そこで、ここでは、会話用紙を提出し、会話室での会話を許していただきたい。そう願う、所存である。
劇中(図)では、浜辺を走り、その様相は高速し、やがてこころは光速する。こころが光速することで、手を繋ぐ。その行為で、今度は、見事に互いのこころが拘束される。その拘束は、光速にも匹敵し、時空間をゆがめ、校則をもゆがめるきっかけを与える。そうして、「男女交際してもいいが、お互いの愛を確かめ合うこと」3)という校則に抵触することとなる。
そして、次の日に、校長に呼び出され、こう言われるのだ。君たちは、「男女交際をする際は、6者面談すること」3)を守ったのか、と。「守っていません」。さらに、続けて、こう言われるのだ。君たちは「異性の急所を1分以上想像、あるいは夢想してはいけない。(成人は可)」3)との校則を知っているのか、と。それも、表向きに声を大にして言えないが、「守ってはいない」となった場合、想像すらも、校則によって縛られる。その創造性は、音速を超えた校則であるに違いない。
図 校則違反3)
だからといって、ここで記述したいことは何かと問われると、ボートの航速のスピードが若干、低下しかけているのかもしれない、と伝えたい。しかしながら、Space Oddity4)において、キャプテン・ボウイは、地上管制からトム少佐に対して、「点火装置チェック 神の愛は君とともにある」5)とし、そして、「彼女に愛してると伝えて下さい」5)とした。そうだ、ここで、点火装置チェックをしなければならない。再び、エンジン始動、カウントダウンを開始し、その時の愛の意識は、まさに、宇宙空間における「僕は世界のはるか上のブリキ缶に座っている」5)にも類似する。ブリキ缶にのった実験動物ニワトリンも、「コケッコー、モウケッコー?」(この記事)と、いつにもまして馬の如く嘶く。そうして、校則違反となる愛しい時空間は、さらにゆがむ。
1) http://captaineinstein.org/ (閲覧2019.5.13)
2) https://blogs.yahoo.co.jp/tagai_h4/26827181.html (閲覧2019.5.13)
3) https://www.pinterest.jp/pin/433401164136791596/ (閲覧2019.5.13)
4) https://www.youtube.com/watch?v=iYYRH4apXDo (閲覧2019.5.13)
5) https://maash.jp/archives/21316 (閲覧2019.5.13)
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