題名:また、逢えることを願って…
報告者:ダレナン
本物語は、この物語の続きです。
「あれっ、あなたは、もしかして、南鈴株式会社に最近入社した、プレゼン係さん?」(この物語)
ふと我に返り、声のする方向を見ると、先ほどお花屋さんでお花を見ていた人であった(図)。
「この前、社の倉庫の窓を見た時、あなたとムックダー・ナリンラックさん社長をみかけたけど、あなたがやっぱり新しいプレゼン係だったのね」
そういえば、思い出した。第一日目の勤務の時に、倉庫の窓からは、外には社員と思しき、いや、もしかして社員ではないのかもしれない美しい人が歩いていた(この物語)。そのことを思い出したが、その人が彼女だったのだ。
「実は、わたし、南鈴株式会社でモデルとしても働いているのよ。今から社に向かうために、着替えて、お花を買ったばかりなんだけど。あっ、そのお花、もしかして、社長の?」
「そうです。もしかして、あなたのも?」
「そうなの~。すてきなお花でしょ。花の名前分かる?」
考えた。「Roses。違う。lilac sight (一見、ライラック)。いや、違う」(花の名前はさっぱりであった)。
「へへっ、やっぱりDifficultかなー。やっぱり。これ、○○というの」
図 かわいいミルク・ココアさん1)
こうして、Every Little Thingで、出逢えたことからすべてが始まった。それが、fragile(壊れやすい)なことであったとしても、ここでの出逢いは偶然ではない。まだ知らない明日へとつながってゆくはず。
「じゃぁ。また、会社でねー」
颯爽と彼女はその場を去った。その後、僕は、少しばかり後悔した。なぜなら、(しまった。名前を聞くのを忘れた)からだ。ただ、その彼女と会えたその通りは、milkcocoa 2)通りと名付けられている。そこで、密かに、彼女の名を、かわいいミルク・ココアさんと名付けた。また、逢えることを願って...。
1) https://www.pinterest.jp/pin/737745982690749238/ (閲覧2019.7.27)
2) http://www.milkcocoa.co.kr/ (閲覧2019.7.27)
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