題名:ぽつりと告げる声
報告者:ダレナン
本物語は、この物語の続きです。
その時、Phone Callが鳴った。時間はまだAM4時。who would you call at 4 am?と思いながら、Phone Callすると、それが藤井株式会社の藤井美菜さん社長、その人であった(この物語)。なつかしい声にすぐに、ラブリー♡な藤井社長の笑顔(この物語)を思い出す。
「今、Milanにいるのだけど。もしかして、東京はまだ朝だったかな? 久しぶりだけど、どう、元気にしてる?」。
その声に、なんだか、すぐに胸がときめく。もはや、Slave To Love。Ferryにのって船酔いしそうなくらいに、セクシーな声。
「新しいプレゼン係とMilanにきているのだけれども、なんだか、あなたのことを急に思い出して。つい、電話しちゃった…」
(新しいプレゼン係…)。その響きに、Jealous Guyとして、今度は胸が締め付けられる。そう、僕は、藤井株式会社をクビになった立場だ(この物語)。自ら招いた責任とは言え、それは、もはや覆ることがない過去。
「今、ムックダー・ナリンラックさん社長の元、南鈴株式会社でがんばっています」
「へぇー、そうなの。いいとこじゃない」
そうして、表向きは平静を装っていても、Phone Callしながら涙があふれてきた。どうしようもなく、藤井美菜さん社長に、会いたい気持ちを感じていた。こころのMovementが止まらない。I'm burning in your love, your love, your loveなのだ1)。
その時、藤井美菜さん社長からも「Wherever You Areでも、わたしをLove Me Rightしてほしいの…」とぽつりと告げる声が、Phone Callごしに、かすかに聞こえた。もしかして藤井株式会社のプレゼン係として戻ってきてほしいのかもしれない。そんな気がして、こころが波打った。波打ったどー(図)。
図 波打ったどー2)
1) https://genius.com/High-highs-movement-lyrics (閲覧2019.7.29)
2) https://www.pinterest.jp/pin/526006431455670391/ (閲覧2019.7.29)
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