地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

こぶちゃんブランド の検索結果:

それを受けることができるか?

…は「もう私たちには、こぶちゃんブランドのチーズが食べることできないのね…」、と言いながらツキオがいる格子の方に向かって歩いた。そして、そこをすり抜け、ツキオの横に立った。すかさずツキオは、相変わらずキーコさんのミニスカートの中を必死に覗いている。(すり抜けた…、覗いている。でも、やっぱりリアルな3Dホログラフィのキーコさんか…)ツキオ:「もしかしたら君は一生このままかもしれへん。そん時は無期懲役やな。なんせ、こぶちゃんはMoon Townの象徴やったからな。だからな、明日の裁…

もう、何もない。

…wnの象徴、あるいはこぶちゃんブランドを鼓舞しているその月の世界において、僕はこぶちゃんを永遠に葬り去るという選択を選んだ。それは、無意識の行動でもあった。 僕は、これを、こぶちゃんを、葬り去らなければならない、それが責任。そう思い込んでいた。僕にはもはや選択の余地はなかった。管を抜く。 もう何も残されてはいない。 ひたむきに傾けたあの情熱も、そしてあの感動も。 僕には何もなかった。 永遠に死に続ける。 永遠に死に続ける。 永遠に死に続ける。 僕は…ツキオ:「ノブヨシくん。悪…

永遠に生き続ける

…、気づいた時には、「こぶちゃんブランドとチーズ製造工場の秘密」と看板が掲げられている部屋の前に到着していた。扉の横にはガチャポンがあり、「こぶちゃんに飼料を与えてみよう」と書かれてある。手持ちにコインがなく、ツキオに尋ねた。「ほらよ」と気前よくコインを渡してくれた。もらった真新しいコインには、ハバド氏の顔が浮彫でデザインされていた。 コインを投入し、ガチャポンすると、カプセルの死霊の文字が目に入った…。目をこすった。こすると、その字は、正しく飼料となった。だから、エサだ。説明…

不可逆的変化

…の地球を思いださせるからな」とツキオは言った。 もらったパンフレットの一枚一枚めくると、「フランコ・ハバド氏について」、「Createの源」、「デューン計画のすべて」、「魂の戦士たちの墓」と案内があった。最後のページには、「こぶちゃんブランドとチーズ製造工場の秘密」と書かれてあり、さっきカプセルの中で食べたチーズのパッケージのイラストが描かれていた。こぶちゃんブランド…チーズ製造工場…秘密…From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。

嫉妬しとんのか?

…)ツキオ:「やっぱ、こぶちゃんブランドは違うよね。キーコ」キーコ:「うん」 ツキオとキーコは、二人仲良く、そして見つめ合いながらこぶちゃんブランドのチーズを食べつつ、Moon Townビアーを飲んでいた。僕も二人に合わせて、同じようなことをしていた。が。 でも、何かが気になってしょうがなかった。生姜ではない。しょうががなかったのだ。ピリリとした薬味の。いや、僕自身が生姜のようにピリリとして、考えがまとまりそうで、まとまらなかった。ピリリとしていない。生姜がない。しょうがない。…

チーズの包装、パッケージ

…経っているからね…。こぶちゃんブランドの生誕の地でもあるけど…」僕:「こぶちゃんブランド生誕…」キーコ:「そっ、こぶちゃんブランド」 その時、テーブルの上が開き、Moon Townビアーと思しき、飲み物がシュワ―と泡立って出てきた。ツキオ:「ノブヨシくん。Moon Townビアーが届いたで。じゃ、乾杯するか」 僕たちは乾杯した。なんかつまみもあるといいな、と思っていると、キーコ:「そうだ、ツキオ。こぶちゃんブランドのチーズも頼んだらどう?」ツキオ:「いいねー、キーコちゃん。愛…

もちろん

…oon Townの、こぶちゃんブランド。 こぶちゃんブランドが、Moon Townにあるの? えっ、どういうこと。 こぶちゃんブランドは、僕のCreateの源じゃないの。 それがなぜに、Moon Townの…?) 僕の中の疑問から考えが混乱し、ふと、その成長がストップした。 その時、遠くから、ンゴォォォォォォオオオオオオオオオーーッ!と鳴く声が聞こえた。僕の記憶が正しければ、それはこぶちゃんの声紋に違いない。多くのラクダが地球上にいたとしても、10歳からともに育ったこぶちゃん…

成長がストップ

…Moon Townのこぶちゃんブランドにはいつもお世話になっております) 成長がストップしてしまった僕には、もはやCreateはないにも関わらず、キーコさんは、僕に向かってそう言った。 こぶちゃんブランド。 僕には、もはや想像も創造のかけらも何もないのに…。 こぶちゃんブランド…。 Creatorの象徴。 こぶちゃんブランド…。 Moon Townのこぶちゃんブランド? Moon Townの、Moon Townの、こぶちゃんブランド…?From ここから。© 2015 Thi…

いつもお世話になっております

…ーメ」ツキオ:「そんなー、キーコちゃん、もう、わいは、我慢でけへんのや。キーコちゃんのことずっと好きなんや。大好きなんや」キーコ:「ツキオくん、私も分かってるけど…、ダーメ。今はダーメ」 その様子に、呆気に取られていると、コンシェルジュのキーコさんは僕の方に向きなおし、キーコ:「あなたが、あのモモチ・ノブヨシさまですね。Moon Townのこぶちゃんブランドにはいつもお世話になっております」From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。

パンパース的な成長

…さに、させちゃう時。こぶちゃんブランドを復活、を、させちゃう時。いいか、信吉。人間の成長なんて、20歳でストップする。なぜなら、身長もその時からストップするからだ。そうして、後は下るだけだ。もちろん下痢ではない。でも下るのだ。下らない、でも、下っている。その経験に縛られ、それがさもすごいことのように感じるその感性の坂にまっしぐらに下痢するのだ。だから、もはや、そうなるとパンパース的な成長はそこにはない。身長も、心も。そして、おむつも。その時、気付くであろう。自分は年老い始めた…

今こそ復活

…拒否するなら、お前はこぶちゃんブランドを復活させるしかない。 今こそ復活させるのだ。我がこぶちゃんブランドを)(信吉:こぶちゃんブランド…)(ラクダ・マこぶちゃん:そうだ。こぶちゃんブランド。ローマンから、マーロンへと反転し、ブランド化する。供物を捧げよ。我に恩恵を与えよ。無視すれば、切倒せば、また災害がもたらされ、お前は死ぬであろう。無視するでない、切倒すでない。お前の頭の中にゃまだ毛がはえておる。それが例え3本だとしても、バケラッタになれるはずだ、お前なら。その時は、我が…

大事な点

…のです2)。これが、こぶちゃんブランドの威力なのです。 さて、みっつめの特技は何でしょうか? そうです。これが最も重要な特技なのかもしれません。 ここまでストーリーを読んだ方は、お判りでしょうか。 こぶちゃんは、Createrの源泉となるのです。 「ンゴォォォォォォオオオオオオオオオーーッ!」と鳴いては、Createし、「ンゴォォォォォォオオオオオオオオオーーッ!」と鳴いては、Createする。月の砂漠を歩くたびに思い出します。なんて、楽なんだ。なんて、ラクダなんだと。 あな…

こぶちゃんブランド

題名:こぶちゃんブランド報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 事細かに話したものの、その真っ黒な宇宙服を着た人はあまりピンとは来ていない様子がうかがわれた。最初は、話よりもケーキに夢中なのかとばかり思っていたが、どうやらそうではなかった。真っ黒な宇宙服を着た人:「で、君の着陸船には冷蔵機能はない、とそういうことかね」僕:「はい。この船に冷蔵機能があるのを見て、少し驚いています。」「ふむ。すでにここ何年かは宇宙船に冷蔵機能があるのはもはや標準装備。もしこれがなければ…