地底たる謎の研究室

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13日の金曜日の謎



「宇宙コロニー( Off-world colonies )での新しい生活が貴方を待っています。チャンスと冒険に満ちた黄金の土地に、再び巡ってきた好運。」 “A new life awaits you in the Off-world colonies. The chance to begin again in a golden land of opportunity and adventure.”

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題名:13日の金曜日の謎
報告者:トシ

 西暦2017年10月13日は、曜日で言えば金曜日となる。すなわち、13日の金曜日が本日にあたる。13日の金曜日と言えば真っ先に思い浮かぶのが、映画「13日の金曜日」である。13日の金曜日は現時点でシリーズにおけるストーリーの基本的な時系列は、「1」→「2」→「3」→「完結編(4作目)」→「新(5作目)」→「6」→「7」→「8」となり、その他に、版権がパラマウント映画からニュー・ライン・シネマに移ってから製作された2つあるために1)、主人公のジェイソンを扱った作品としてはトータル10作品あることとなる。ただし、初代の映画「13日の金曜日」の正式な系譜は、先に述べたように8作品となる。
 初代の映画「13日の金曜日」は1980年の映画であることから、かれこれ37年も経過していることとなる。監督はショーン・S・カニンガムで、ホラー映画界では知名度の高い監督でもある。個人的にはニューワールド・ピクチャーズから配給され、ショーン・S・カニンガム監督は製作に回った「ガバリン」(1986年)がコメディ好きの筆者にとっては思い入れ深いものの、この「ガバリン」を監督したスティーヴ・マイナーは、1980年の翌年の1981年には「13日の金曜日 Part2」の監督もしており、この年代におけるショーン・S・カニンガム監督を中心としたフィルムメーカーの活躍ぶりが伺われる。その活躍のきっかけを作った映画は間違いなく初代「13日の金曜日」であろう。今でもホラー映画の筆頭として必ず「13日の金曜日」の名が挙がり、37年経った今でも、「13日の金曜日」が来るたびに、この映画が思い出されるのは、ある意味、映画界の偉業でもある。ホラーというジャンルであっても、初代を見たことがない人でも、「13日の金曜日」は映画界の一つの金字塔でもある。その背景には、映画の持つ雰囲気、恐怖感、音楽の恐ろしさがあるも、主人公のジェイソンの明確なキャラクター設定の妙を欠かすことができないであろう。そのジェイソンを図に示す。正式名はジェイソン・ボーヒーズ2)である。分かりやすい設定は今や映画だけでなく、ゲームでも生かされている。そのプレイの様子はYoutube3)にあるのでそちらを参照していただければと思う。ちなみにゲームではジェイソン1人対指導員7人という設定であるが、プレーヤーは指導員側だけでなく、ジェイソン側にもなれる4)。



図 「13日に金曜日」のジェイソン2)

 13日の金曜日が不吉な日であると認識されたのは、文献2)にもあるように、「イエス・キリストが磔刑につけられたのが13日の金曜日とされる」ことにもあろうが、その説は確証が得られていないようである。ただし、13に関しては12という一つのサイクルの次にある数字となり(この記事も参照)、西洋において最も忌避される忌み数とされている3)。一方、金曜日に関しては忌みとされる明確な根拠は不明であった。

1) https://ja.wikipedia.org/wiki/13日の金曜日_(映画) (閲覧2017.10.13)
2) http://ll-c.ooyala.com/e1/FkMGR1YjE64W1anTlGorHQT4fLResacB/promo323797105 (閲覧2017.10.13)
3) https://www.youtube.com/watch?v=As_y-OaVns8 (閲覧2017.10.13)
4) http://www.4gamer.net/games/317/G031732/20170620091/ (閲覧2017.10.13)
5) https://ja.wikipedia.org/wiki/13日の金曜日 (閲覧2017.10.13)
6) https://ja.wikipedia.org/wiki/13_(忌み数) (閲覧2017.10.13)

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