地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

おつうじちゅう


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題名:おつうじちゅう
報告者:ダレナン

 本物語は、基本的にこの物語の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 いくたのくなんをのりこえて、そうしてぼくはみす・Sのほしのうみのなかに、うみのそこに、ふねごとただよっていた。このままでいいか。ときおりそうおもえることもある。それは、ここをよんでいるひとはもはやいない、ということがかくしょうしているからだ。だからこそ、ぜんかいで、ぜんかいで、おっちゃんせいのしねんにもどっぷりつかればよいのかもしれない。でも、ここのうみは、みす・Sのほしはふろではない。おんせんでもない。そのせいぶんは、ふねのえーあいでもはんべつできない。それほど、みす・Sのほしはなぞめいている。「けんちくがくがいろん」いがい、ろくにちぇっくしていないから。それでもふぁんなの? そうとわれてもしかたあるまい。そんなのわかっている。いつもなにもかんがえていない。あたまのなかがもはやからっぽ。だから、おもいつくことをこうしてしたためているだけなんだ。だけなんだ。
 けっきょくは、いろいろなことをしろうとして、どりょくしても、あるひとからのうけるえいきょうが、うけたいんしょうが、もっともそのごのじ(ゅ)んせいにも、えいきょうとして、こころのいんしょうにのこってしまう。だから、みんな、あがたとして、じ(ゅ)んせい。つまりは、ぼくのじ(ゅ)んせいは、のぼりちょうし。あおいにもそれはつうじて、けっきょく、ごーんごーんとかねがなり、ふぃれんつぇのよるはふけていく。

「ねぇ、きっぺい。きょうはどこいく?」


 ふぉとジェシカのこえがきこえた。あさになり、ジェシカはちょうしょくをつくっていた。ぼくもジェシカもひさしぶりのきゅうか。ここのところ、ぼくのふぉとのうれゆきがいささかよかった。これも、すべて、ジェシカのおかげ。ジェシカをふぉとするたびに、ぼくはじぶんのうでがあがったみたいにかんじた。それが、ほかのふぉとでも。まさに、おつうじ。それは、このあとの、あが(っ)た、ぼくの、じ(ゅ)んせいをいみしていたのかもしれない。
 それでも、れいせいになりつつも、ジェシカへのじょうねつはたかぶりつつも、いつもそのあいだで、ぼくのたましいはゆれうごいた。たしかに、いまでも、いたりーのエミリアをわすれることはできない。いまでもだ。ジェシカといっしょにいるときでも、ふぉとエミリアのえがおをおもいだすことがあった。そのえがおがいまでも、こころに、いんがしのようにやきついている。それでも、ジェシカをふぉとしているときにかんじるえいきょうは、ぼくのこころをかくじつにいやしてくれる。にじゅうろこうのように。このまま、ジェシカと「今日は残りの人生の最初の日」1)だとしても、ぼくはジェシカといっしょにいるだろう。ジェシカはいつも、そう、かんじさせてくれた。


「ジェシカ。きょうのジェシカは、とってもきれいだ(ず)」
「きっぺい、ありがとう。きっぺいにそういわれると、うれしい」



ず きょうのジェシカ1)

1) https://www.pinterest.jp/pin/737745982698747996/ (閲覧2020.6.7)

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