題名:あなたからのこうしんをまちわびて
報告者:ダレナン
本物語は、この物語の続きです。
ぼくちゃんは、そのうつくしいひととエスタス・トンネさんについてはなしをしているとき、きゅうにせんちょうがはなしをわってはいってきた。
「あのー、ここのもりのじょうおうさまって、きっとスジさまですよね。みす・Sのほしゆえにスジさま。ですよね。あのー、スジさまにあいたいのですが…」
せんちょうはじゃっかんとりみだしていた。たぶんりくににおりてから、きゅんきゅんとなく、そのりくちからのおとに、じゃっかんいたたまれなくなったのかもしれない。せんちょうのかおから、しょうそうかんもみられる。すると、そのうつくしひとは、
「あなたのこころもちしだいです。そのかたに、あえるのも、あえないのも。きっと、それは、あなたのこころがけひとつですよ。さっ、とにかくもりのおくへすすみましょうか…」
とってもやさしいくちょうで、そのうつくしいひとはせんちょうをといただしていた。せんちょうはじゃっかんほっとしながら、スジちゃんのいんすたぐらむのこうしんをこころまちにしているみたいだった。
ひとによって、そのひとによって、すきなひとはさまざまだ。せんちょうはどうみてもスジちゃんひとスジ。だからこそ、そのこうしんをいつもまちわびているのかもしれない。ぼくちゃんは、このぼくちゃんが、こころからこうしんをまちわびているひとはだれなのだろうか。いったい、だれなんだろうか?
「つきましたよ。つぎのもくてきち。アベル・コジェニオウスキさんのやかたです」
なかにはいってみると、「Table For Two」のものがなしさにあふれていた。でも、しらなかった。これがさんとらだったとは。きっと、きっと、いいえーがにちがいない。このかんじは。そこでみた。かんとく:とむ・ふぉーど、すげやん。そのけいれき。なんちゅうひとやねん。めっちゃ、すげーやん。「のくたーなる・あにまるず」(ず)。みた。このとむちゃんのえーがからよむと、めっちゃ、じょせいにくろーしたんかなー。たぶんそうやで。きっと、そうやで。もてるおとこは、つらいのー。そのきもち、わかるでー、いたいほどわかるでー、おっちゃんも、いっつももてもてやさかいにな。とむちゃんのきもちめっちゃんこわかるでー。(ほんまか?)。
ず のくたーなる・あにまるず1)
1) https://www.inkroci.com/culture_movie/reviews/making-movies/nocturnal-animals-movie-review.html (閲覧2020.6.27)
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