題名:れたーずをしたためた
報告者:ダレナン
本物語は、この物語の続きです。
よくりかいできへんila miriamさんのこめんと1)は、なにかのあんじのようなかんじもした。ただ、そうでないのかもしれない。でも、そこには、そのこめんとには、たましいをかんじた。それでも、りかいはできない。そういうもんだ。けっきょくは、ひとのことばの、そのうらにあるほんしつなんて、だれもりかいはできない。それはげんごがちがううんぬんではなく、けっきょくはこころのおくはみられない。みることができない。だからこそ、それができないからしりたい、と、そう、ねがう。そこがだいじなんだろう。きっと。
ila miriamさん、ありがとう。そうして、かんしゃしていると、きょういちにち、もりをあんないしてくれたそのきれいなひとは、「vide cor meumのおぺらでもみてください。あなたのこころもあらわれるとおもいますよ」と、だい3ばんめのつきがかがやくあかるいみずべで、やさしくとざしてくれた。「らじゃー」とぼくはこたえつつも、そのまなざしにはずかしさのあまりいちぶじしゅくせざるをえなかった(ず)。そのごに、いわれるままに、おぺらにひたった。しばらくすると、もうれつなまでのねむけにおそわれた。ありがとう、あなたにもあえてよかった…。そうして、みっつのつきにねがいをこめながら、れたーずをしたためた。もちろん、ゆめのなかで。
ず そのうつくしいひと2)をクリップ
1しゅうかんごにたいいんし、ぼくはしょくばにむかった。なんだか、みんなよそよそしかった。なぜかふれていけないものに、ふれないように、ぼくにたいおうしていたかんじがした。
「かちょう。じこのあと、しばらくごめいわくおかけしてもうしわけありませんでした」
「なに、いいってことよ。また、よろしくな」
「わかりました」
また、ぼくはいんしゃつがいしゃではたらくことができた。でも、やっぱりいぜんとちがってみんないぜんとちがって、なにかたいおうがへんだ。ぼくは、なにかまずいことでもしたんだろうか? あるひ、ろっかーるーむで、もっともきのあうどうきのアキラにこういわれた。
「キッペイ。たいへんやったな。で、ところで、キッペイはケイコさんのことおぼえているんか?」
「だれ、それ?」
「そっか…。やっぱ、おぼえとらへんのか」
1) https://www.youtube.com/watch?v=_auYLOCH3Qw (閲覧2020.6.28)
2) https://vietgiaitri.com/jun-vu-mac-tao-dang-kho-do-khoe-vong-1-hung-ho-tren-bien-20190315i3831883/ (閲覧2020.6.28)
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