題名:エイリアン語:亜dkじゃfkひwhlvぽvq
報告者:ダレナン
本物語は、この物語の続きです。
そうしてコンビニから歩いて帰宅し、30分程の運動をしたことになるが、妻妙子に〇〇を渡した。「ありがとう」と言われたか言われないか、すでに忘れてしまったが、その間の思想として記述された先の内容を確認した。
一応間違えてないかを確認して、今一度推考するわけだ。
最近は推敲することをとうに忘れたが、推考はしなければなるまい。そうしないことには記述された内容が、エイリアン語:亜dkじゃfkひwhlvぽvq、となるからだ。適当に打ったキーボードでもエイリアンならこれを解読してくれるであろうが、幸いなことにここを読まれている方、いるかどうかは別として、地球人であることを想定している。
そういえば、丑三つ時にコンビニまで向かったせいか、何台かの車とすれ違った。こんな時間になんで歩いているんだろう、この年寄りは…ってな感じの眼差しが向けられていた。58にもなるものがこんな時間に夜中に出歩くことは少ないのだろう。きっと。
でも、これは命令なんです。妻妙子からの命令なのです、と自分に言い聞かせ、夜道を歩いていて、行き交う車にウインクした。
そうして確認すると、先の記述でのリンク先が間違っていることに気づいた。でも、もはやリンク先が違っていてもそれは全く問題ないだろうか…? なぜならば、これを読む人、読者様って言ってたっけ、いやそれは以前の物語での呼び方だ、ここでは、なんだったか、そう思い出した、皆々様方と言っていたような、で、その方々ならば、すでにそのことが了解済みだからだ。
でも、いるのだろうか、いないだろう、そう自虐的に思いつつ、和がさね酎ハイを開け、それを飲んだ。コンビニにこれが売っていたから、つい買ったのだ。
国産ゆず 程よい甘みの中にもゆず特有の渋味苦味が味わえる大人仕立てに。
香る生姜 生姜ならではの甘くスパイシーな香りが、ゆずの爽やかな香りを引き立てます。
と缶の側面に記載されていた。でも、ジュースだった。これは…。アルコールの入ったジュースだった。うめーけどもなー。
自家製のサンドイッチを食べた後、Pubst Blue Ribbonのアルコールが体を巡っていることが分かった。ジェニファーと僕はお互いにほろ酔いになりつつ、満腹感と幸福感で満たされていた。
僕はジェニファーにキスをした。ジェニファーも僕にキスをした。
ジェニファーはTシャツをまくり、再び裸になった。僕は彼女を抱きしめ、その存在を何度も確認した。
溶け合う肌とはこんな状態のことを言うのだろうか。僕たちはお互いの体温を確かめつつ、手でお互いの肌をまさぐり、そして何度も何度もキスした。まるでオーブンの中のとろけるチーズのように僕たち二人は溶け合っていた。
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