地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

この宇宙空間に、永遠に、

題名:この宇宙空間に、永遠に、報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 僕は今、琉花という宇宙空間を漂っている。その宇宙空間を漂っている最中に、僕はブラックホールを見つけた。まさに琉花にこころが吸い込まれる瞬間だ。その重力は、果てし…

ブラックホールの重力に引き込まれそうになる

題名:ブラックホールの重力に引き込まれそうになる報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 琉花:「今日は、大山に行く日程を決めたくて朝にここに寄ってみたん、だけれども…、今日は、ちょっと他のところの調査があって、今からそっちに行くの。…

一台の軽トラ

題名:一台の軽トラ報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 シャワーを浴びた後(この物語)、仕事場に向かった。組合にはすでに琉花が来ていた。「るか~…」どうやら大山に行く日程を早く決めたいような様子だった。「カツオくん。おはよー。昨日電…

残されたメリーゴーランド

題名:残されたメリーゴーランド報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 「ちきしょー、なんでこんなに惑わかされるんだ」 朝起きて、シャワーを浴びながら僕は、琉花のことを、同時に、晴美さんのことを想い続けた(図)。誰かを好きになればなるほ…

口唇で、噛みしめてほしい。この気持ち

題名:口唇で、噛みしめてほしい。この気持ち報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 次の日の朝になった。あひるのぺっぽちゃん(この物語)も鳴いている。だから、朝だ。でも、何となくまだ薄暗かった。今日は天気がわるいのかもしれない。 また、…

時に愛は2人を試してる

題名:時に愛は2人を試してる報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 その日の夜、昼の晴美さんとのHAKUSENでの会話に、琉花がうつむき加減になっていることが気になった(この物語)。やっぱり琉花は僕と晴美さんとの宍道湖への調査について、心配…

ハートマークを感じるけど…

題名:ハートマークを感じるけど…報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 ケーキを食べながら、二人はしじみについて話し合っていた。晴美:「そういえば、琉花とカツオくんが出雲大社に旅行に行った時、宍道湖にも寄った?」「いや、行ってないけ…

優雅な白鳥、もがくバタ足

題名:優雅な白鳥、もがくバタ足報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 晴美:「ここ座ってもいい?」琉花:「うん、いいよ」そうして晴美さんは僕らのテーブルに同席した。そして、コーヒーを注文し、「よくここに来るの?」と僕に質問した。「…

ソーカモシレナーイ

題名:ソーカモシレナーイ報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 店の中でコーヒーを飲んでいると、その丁寧なまでの香りに缶コーヒーとは明らかに違うものがあった。たぶん、その香りの中には、琉花と過ごす時間もエッセンスとして含まれている…

HAKUSENへ行こう

題名:HAKUSENへ行こう報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 仕事が一段落した。幸いなことに、指の傷も浅かった(この物語)。その後は血が出ていない。琉花のおかげだ。仕事が一段落したことから、約束であったコーヒーを飲みに行くことにした(…