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古代都市Pavlopetriの3次元的な新古学研究


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題名: 古代都市Pavlopetriの3次元的な新古学研究
報告者:トシ

 本記事は、基本的にこの記事の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 先の記事で3Dの新たな時代の幕開けとして花束 3Dケーキを取り上げていた。ここでは、同じ3D(3次元)的な要素を調べる目的として、紀元前30~10世紀の間に栄えたギリシャのラコニア湾に沈んでいる古代都市Pavlopetriの3D CGによる再現の研究を取り上げたい。
 古代都市には大いなる魅力が潜んでいる。その最たるものとして、古くから調査されている謎のムー大陸やアトランティス大陸、あるいは、レムリア大陸などの超都市文明については、ここでいうまでもない1)。それらの存在は未だ定かではないものの、かつてギリシャの沿岸には大きな都市が栄えていたことも、今では明白である。Pavropetriもその一つである。
 このPavropetriだけでなく、水中に沈んでしまったであろう古代都市はPavropetri以外にも数多くある2)。しかしながら、水中にあるということもあって、その調査が陸上とは比較とならないぐらいに難しく、全貌を明らかにするのは容易ではない。ともすれば、陸上で発見されている古代都市の痕跡よりも、水中にまだ見ぬ、あるいは、痕跡がすでに水で流されてしまった古代都市のほうがきっと多いに違いない。Pavropetriは1967年に発見されたが3)、ラコニア湾沿岸の比較的に水深の浅い地域にあるために、イギリスのノッティンガム大学の考古学者であるジョン・ヘンダーソン博士4)を中心として、同大学の同じく考古学者であるクリサンシ・ガルー博士の協力の下、水中でも3D CGによってPavropetriの全貌が明らかになりつつある。その様子を図に示す。ノッティンガム大学のYoutube6)やHuluによる配信のBBC「地中海に沈む ギリシャ古代都市の謎」でもこれらの様子を見ることができるが、その他にオーストラリアのシドニー大学のロボット工学者であるオスカー・ピサロ博士やマシュー・ロバ―ソン博士による水中ロボット、CGクリエーターのサイモン・クラーク氏の協力もあって、Pavropetriは紀元前2800年前の遺跡3)にも関わらず如何に高度な文明を持っていたのかが、その映像から推測される。



図 CGによる古代都市Pavropetri5)

 確かに映像的には2次元である。しかしながら、コンピューターの内部では3次元的に構成されているPavropetriの映像には、花束 3Dケーキの考えと同様に、考古学であっても3D CGを用いた新古学たる新たな研究の幕開けを感じずにはいられない。

1) https://matome.naver.jp/odai/2136796582505262601 (閲覧2017.7.21)
2) http://tabippo.net/world-underwater-ruins/ (閲覧2017.7.21)
3) https://en.wikipedia.org/wiki/Pavlopetri (閲覧2017.7.21)
4) http://www.nottingham.ac.uk/pavlopetri/ (閲覧2017.7.21)
5) http://www.ancient-origins.net/ancient-places-europe/oldest-submerged-city-5000-old-sunken-perfectly-designed-city-south-greek (閲覧2017.7.21)
6) https://www.youtube.com/watch?v=f6vvBzAvN0w (閲覧2017.7.21)

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