地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

ピンク的な要素とその同じ要素をエビちゃん的に求めて



「宇宙コロニー( Off-world colonies )での新しい生活が貴方を待っています。チャンスと冒険に満ちた黄金の土地に、再び巡ってきた好運。」 “A new life awaits you in the Off-world colonies. The chance to begin again in a golden land of opportunity and adventure.”

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題名:ピンク的な要素とその同じ要素をエビちゃん的に求めて
報告者:ダレナン

 本記事は、この記事の続きです。

 そういえば、かつてエビちゃんと呼ばれる素敵な女性がTVでもよく散見された。正式な芸名は、蛯原友里さんである。調べると、本名らしい1)。筆者にとってそのエビちゃんとの出会いは、「特命係長 只野仁」であったように記憶している。その当時のエビちゃんの魅力は、まさに、売れるであろうというオーラを放っていた。それにたがわず、その後の活躍は、多くの人が知るところでもある。
 「特命係長 只野仁」そのものに話題を移すと、高橋克典氏が演じる只野仁の、その魅力は、一般的な会社に勤める男性のあこがれでもあり、普段(表向き)はださださであっても、電王堂会長役の梅宮辰夫氏からの特命係長としての活躍は、まさに影のヒーロであり、その時の只野仁は、女性にももてもてであった。そして、ださださの只野仁に、誰も魅力を感じていないのに対して、唯一恋心を抱いていたのが、エビちゃん演じるOLの山吹一恵であった。その様子は、エビちゃんの奥底に秘める眼識の深さを感じざるを得ない。ただし、「特命係長 只野仁」の初回の放送が2003年である。すでに16年経過し、「特命係長 只野仁」自体は、すでに随分と歴史を経過した。このことから、ゴールデン時代の栄光は、もはやTVでは得られず、ある人にとっては想い出しかないTV番組であろう。しかしながら、それでもなお、今もって只野仁が輝いているのは、その象徴的な姿・魅力が、ある意味、自分にも得たいという願望でもあろうか。その願望は色で示すと、まさにピンク的な要素を秘めている。
 一方、ここまで記述し、この記事から以前の記事に比し、意外とまともな文面であることに気づかれた方もいるかもしれない。随分と、筆者の頭が正常に戻ってきた証拠とも言えよう。そして、ここで、示したいのは、エビちゃんがピンク的な要素が多かったということではない。そのピンクに関して、文献2)ではこのように述べられている。「ピンクだけが、残された女性性、特に若い女性=少女を表象する色彩となっている」である。そこで、文献3)に基づき、「PASTA ALLA MARINARA di Enrico Cerea」の動画にてそれを検証すると、確かに9:14当たりでのエビちゃんは、間違いなくピンク的な要素を醸し出している。年老いると、腰がまがり、それはエビの茹で上がった姿にも似るが、活き活きとした状態でのエビはぴちぴちとして常に表現される。そうして、図の女性も確かに表徴としてかわいく見える。画像全体がなんとなくピンク的な要素が多いからであろうか。一方で、男性にとってのかわいいは、男として否定されている、という見識がある5)。しかしながら甲殻類としてのエビは、茹で上がってもなお、そのかっこよさは、ピンク的な要素を身にまとっている。そのエビちゃん的要素こそが、男性のあこがれでもあるのかもしれない。



図 15890824)

1) https://ja.wikipedia.org/wiki/蛯原友里 (閲覧2019.4.20)
2) 神野由紀: 表象としての少女文化 :「カワイイ」デザインの起源に関する一考察. デザイン学研究特集号 19: 28-35, 2012.
3) https://www.youtube.com/watch?v=vjd7W32_SlY&t=44s (閲覧2019.4.20)
4) https://www.pexels.com/ja-jp/photo/1589082/ (閲覧2019.4.20)
5) http://column.550909.com/archives/384 (閲覧2019.4.20)

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