地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

「電話、電話」


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題名:「電話、電話」
報告者:ダレナン

 本物語は、基本的にこの物語の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 その時、電話が鳴った。その鳴り方はいつもよりも「電話、電話」と鳴り響いているようであった。昨晩、あまり眠れずにDEMONI的な悪夢を見たからであろうか。間違いなくSoundtrack 01の1:18ぐらいで、「電話、電話」と空耳的に鳴り響く。それとも、おやっさんの嫁さんが、イギリスに留学中にピクスタリア・ヨーコ・メレーム(Pixtalia Yoko Merame)と名乗っていたせいで、気が動転してしまっていたからあろうか(この物語)。だとすれば、彼女は、おやっさんの嫁さんは、Merame家のヒメサマとなる。「やがて来る、その血筋の違い…」。叔母は、「十分に、気をつけなさい」とよく言っていた(この物語)。(それが一体、何であるか、この当時は知らなかった。後に対立するバンパイヤ家だと分かる。このころはまだ30半ば(この物語))。だんだんと時系列が怪しくなるころ、受話器を取った。

「はい、猫ラーメンです」

「アノ、そこでは、イマでも、ジュウギョーイン、募集していまするか?」

 若干、片言の日本語であった。その旨をおやっさんに確認すると、

「最近、忙しくなったからな。もう一人ぐらい従業員いても、ええか。今からでも面接してもええって、ガエールくん、相手にそう伝えてや」

「募集しているそうです。今から面接できますけれども、どうしますか」

「イマから、そちらに行って、メンセツしたいのですする。よろしでするか?」

「OK」

 そうして、10分ほどして、「スイマセン。電話したモノでする」と店の入口で声が聞こえた。開けると、一人の女性が立っていた。

「ワタクシ、先ほど電話したYifei Tangというものです。メンセツ、よろしでしょうか?」



図 Yifei Tang1)

1) https://www.pinterest.jp/pin/737745982693591734/ (閲覧2019.12.23)

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