地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

ひかりのスジ



「宇宙コロニー( Off-world colonies )での新しい生活が貴方を待っています。チャンスと冒険に満ちた黄金の土地に、再び巡ってきた好運。」 “A new life awaits you in the Off-world colonies. The chance to begin again in a golden land of opportunity and adventure.”

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題名:ひかりのスジ
報告者:ダレナン

 本物語は、この物語の続きです。

 えにしろ、おんがくにしろ、どれもこれもがあーと、げいじゅつとしてくくられる。でも、そのこんげんてきな、ひとにとってこんげんてきな、えやおんがくは、いっぱひとからげ、ひとくくりにされ、こじんのしゅこうがおおいにはんえいされる。あるひとにとっては、べすとでも、あるひとにとっては、それがわーすとなどだ。そうじゃない。そうじゃない、とおもいつつも、けっきょくは、そのしゅこうにながされる。いつのじだいでも、まいのりてぃーは、おうどうではなく、そくどうにいちしている。
 100にんにひとり、いや1000にんにひとり、いや10000にんにひとり。じぶんのせかいをあいしてくれてるのだろうか。それが、そのぎもんをかいけつしてくれたのが、ジェシカだった。こころのそこから、ぼくのえをあいしてくれた。そうかんじられた。そのジェシカといっしょにいられる。あんしんでもあり、ほんとうにこのさいのうでいいのかというおもいもあった。でも、

「きっぺいのさいのうは、あたしがよくしってる。それは、だれよりもよくしってる。あたしは、あなたのえがとてもだいすきよ」

 いつもそういってくれた。だから、けっこんしてから、しごとでふぉとがいそがしくても、ときおりがざいをだしてえをえがくひびがつづいた。もでるはもちろんジェシカだった(ず)。



ず そうぞうず1)

 がたがたとして、ふねは、もがいていた。えんじんをかけ、だっしゅつをこころみようとしたも、びんぼうゆすりがきょうじて、どうしてもがたがたしている。でも、とめられない、そのよくぼーは、しぜんに、がたがたがたとうごきはじめる。あしのせいだ。こころのせいではない。あしがかってにうごく。
 もうすぐみす・Sのほしのうみのうえ、かいじょうにとうたつしようとしている。ひかりも、おおくなってきた。そのとき、あいちゃん(うちゅうせんのえーあい、じんこーちのー)は、こういった。

あいちゃん:「わたしのこと、みすてちゃうの。いかないで…。」

 てんじょうのせつぞくぶをみると、ふたたび、えきたいがながれているようにみえた。でも、それはかれいえきではなかった。うつくしいなみだ。そうおもったとき、そこにひかりのスジがみえた。

1) https://www.kaifineart.com/vicenteromeroredondo (閲覧2020.6.12)


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