地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

ダイダイの花から精油されるNeroliの効能

題名:ダイダイの花から精油されるNeroliの効能 報告者:エゲンスキー 正月のしめ飾りにおいて、その中でも最も目立つ装飾にダイダイがある。その由来はダイダイの名に掛けて"代々"となり、そのことから代々家が途絶えることなく、栄えますように、との願い…

木の植え替えにおける根まわし術式の検討

題名:木の植え替えにおける根まわし術式の検討 報告者:エゲンスキー 背景 近年、環境破壊が謳われて久しいが、その環境破壊を抑止するには、木を適宜にふさわしい場所に植え替えることが必須である。すなわち、木の呼吸作用によって、自然界における悪化し…

うんこと肥溜めと便金術から、金のうんこの鉱脈へ

題名:うんこと肥溜めと便金術から、金のうんこの鉱脈へ報告者:エゲンスキー 人は食べ物を食べる。そして、その食べ物はお腹の中(正確には胃や小腸・大腸など)で消化され、そのあと消滅するのではなく、消化されないものが排泄される。それが大便となる。大…

地中海式ダイエットにおける医学的な見地

題名:地中海式ダイエットにおける医学的な見地 報告者:エゲンスキー ダイエットとは、日本では一般的に痩せるための意味合いが強いが、語源には食生活との意味もあり、例えば、進化的な属性としてチンパンジーの食べ方を研究した文献1)では、ダイエット(Di…

日常と非日常に伴う精神的な陰陽の境目

題名:日常と非日常に伴う精神的な陰陽の境目 報告者:エゲンスキー 生活にはいろいろな側面がある。一般的に行われる、習慣的な内容であれば日常的な行為と言える。しかしながら、一般的ではない、非習慣的な内容であれば、それは非日常的な行為となる。し…

単純モデルによる集団数と生産性との関係

題名:単純モデルによる集団数と生産性との関係 報告者:エゲンスキー 本記事は、この記事の続きです。 先の記事で生存率とGDPの国別の推移をギャップマインダー1)により確認した。そのデータの推移から、かつて第三世界とされた発展途上国へのイメージも変…

発展途上国へのイメージは、もはやかつての神話でしかない。

題名:発展途上国へのイメージは、もはやかつての神話でしかない。 報告者:エゲンスキー 現在、日本の人口はどんどんと減少し、それと同時に労働人口の減少も伴って、生産する能力においてもかつてのMade in Japanと誇れる状況が次第に失われつつある。今や…

人工的な構造物の欠点に関する一考察

題名:人工的な構造物の欠点に関する一考察 報告者:エゲンスキー 人の知能といえば、人が他の動物と異なる進化を選んだ自然界がもたらした一つの結果となる。そのため、人の知能は、自然知能の最たるものとも言い換えることができようか。これに対して、人…

シダ植物の形状の特徴を数学的に再現する

題名:シダ植物の形状の特徴を数学的に再現する報告者:エゲンスキー シダ植物はその端正な形状と手入れが少なくとも美しくみえることから寺院にも多く植えられ、また、観葉植物としても栽培されることが多い1)。例えば、京都の右京区北嵯峨にある浄土宗の寺…

北欧デザインと禅にも通じる茶のデザイン(心)の共有点

題名:北欧デザインと禅にも通じる茶のデザイン(心)の共有点 報告者:エゲンスキー 北欧のデザインというとどのようなものを浮かべるであろうか。もっとも有名なものに世界最大の家具量販店のひとつである、スウェーデン発祥のIKEAを思い浮かべる人も多いに…

ポリアの壺問題における第三番目の壺

題名:ポリアの壺問題における第三番目の壺 報告者:エゲンスキー 世の中にイノベーションを起こすことは非常に難しい。それは、その元となる事象が世間ではまだ確定していないことも要因としてありうる。すなわち、何がイノベーションとなるのか、あるいは…

家庭用お風呂の最適なサイズ

題名:家庭用お風呂の最適なサイズ 報告者:エゲンスキー 日本には古くからお風呂の文化がある。その根底は、日本には温泉が多く、温泉文化(この記事も参照)もあるからとも言えるかもしれない。風呂文化研究会の資料によれば、日本のお風呂は、お寺で地域の…

果物の歴史と効能

題名:果物の歴史と効能 報告者:エゲンスキー 果物、英語ではFruit(フルーツ)とつづられるが、その魅力は、言うまでもないであろう。匂い・形・色などどれをとっても人の感覚に訴え、人を幸せにし、人と根源的なつながりを持つ1)。その背景には、果物の繁栄…

イチョウの葉の形状の解析

題名:イチョウの葉の形状の解析 報告者:エゲンスキー 本記事は、この記事の続きです。 この記事にて、フィボナッチ数列と黄金比の関係について報告があった。そこで、ここでは、イチョウの葉を取り上げ、自然界に潜んでいる黄金比の一例として、イチョウの…

茶道に対等するコーヒー道への極み

題名:茶道に対等するコーヒー道への極み報告者:エゲンスキー 本記事は、この記事の続きです。 先のこの記事にて、エチオピアにおけるコーヒーの歴史を調べるとともに、コーヒーの発見となった伝説についても述べた。ここでは、茶道会からは賛否両論があろ…

エチオピアにおけるコーヒーの歴史

題名:エチオピアにおけるコーヒーの歴史報告者:エゲンスキー エチオピアは、東アフリカに位置する連邦共和制国家である1)。アフリカ最古の独立国および現存する世界最古の独立国の一つとして知られ、サハラ以南のアフリカでは、ナイジェリアに次いで人口の…

ネオジェネレーションな盆栽は、ミニ庭園と化す

題名:ネオジェネレーションな盆栽は、ミニ庭園と化す報告者:エゲンスキー 古くからの日本の家屋には庭があり、その庭の一角には盆栽がよく見られた。それは日本の風物詩でもあり、盆栽は日本の心と感じる人も中にはいるに違いない。しかしながら、近年の日…

ジャガイモの歴史と未来のジャガイモ

題名:ジャガイモの歴史と未来のジャガイモ報告者:エゲンスキー ジャガイモはその名の通りイモの一種である。時折、人に対して、いわゆる鈍くさいような人を、"イモ"と揶揄するが、それはなぜだろうか。その揶揄とは反対で、実はヨーロッパや北海道の食糧難…

室内でもない、屋外でもない、第3の空間

題名:室内でもない、屋外でもない、第3の空間 報告者:エゲンスキー 家庭という字をよく見ると、そこには面白いものが見えてくる。すなわち、家+庭である1)。その家庭は、英語でhomeやfamilyとなるが、homeの語源は、家、家屋、あるいは、ふるさと・場所…

オリーブの起源とその栽培の歴史

題名:オリーブの起源とその栽培の歴史 報告者:エゲンスキー オリーブの起源は古く、古代メソポタミヤ文明まで遡れる1)。そのメソポタミヤとは、ギリシア語で"川と川の間の地"を意味し、メソポタミヤ文明はティグリス川とユーフラテス両河流域にあった世界…

なめこのとろとろの成分について

題名:なめこのとろとろの成分について 報告者:エゲンスキー なめこはとろとろしている。そのため、名前もなめと付いているのであろう。スーパーなのでよく見かけるキノコは、しいたけ、しめじ、えのき、なめこ、エリンギ、まつたけ(その時節のみであるが)…

ギリシア・クレタ島における素焼き鉢の製法

題名:ギリシア・クレタ島における素焼き鉢の製法 報告者:エゲンスキー ギリシアのクレタ島は、ギリシャ共和国南方の地中海に浮かぶ同国最大の島で、古代ミノア文明が栄えた土地でもある。そのため、クノッソス宮殿をはじめとする多くの歴史ある遺跡が現存…

マルメロの陽光を夢見て

題名:マルメロの陽光を夢見て報告者:エゲンスキー マルメロは中央アジア原産のバラ科マルメロ属の一種で、その果実はカリンとよく似ている。別名でセイヨウカリンと称されることから、カリンの一種として思われていることが多い1)。しかしながら、実際はカ…

家づくりにおける1.3~1.8回の経験から得られる知識

題名:家づくりにおける1.3~1.8回の経験から得られる知識 報告者:エゲンスキー 家づくりはとても大変である。それは、設計のような平面図から、具体的な家という立体造形を作りだし、さらにそこに居住としての価値が必要とされるからである。価値が必要と…

縁側でお茶を飲むという行為

題名:縁側でお茶を飲むという行為報告者:エゲンスキー 縁側は日本の古い家屋によく見られ、庭と家の境にあり、段としても機能し、廊下としても機能する空間である。Wikipediaによると1)、日本の和風家屋の独特の構造で、家の建物の縁部分に張り出して設け…

植物は知能を持つか?

題名:植物は知能を持つか? 報告者:エゲンスキー 植物は動物と異なり、素早い動きができない。素早くはなくとも、毎日植物を観察している人であれば、植物の生長は見てとれる。そこに植物の動きを感じる人もいるかもしれない。通常では風などによる外力に…