地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

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”僕の”話を

題名:”僕の”話を報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 単純な光の影響かもしれないが、外の世界はまばゆいばかりの明るさに満ち溢れていた。 産まれた時は、誰もがそう思うのだろうか。それとも、誰もがそうは思わないないのだろうか。だが、産まれたての僕は、そこに人生の希望を感じていた。 その一方で、俺が分かっていることは、希望は年とともに失われていく。それも指数関数的に。 今日は西暦で言えば1982年10月11日。マヤ暦:ツォルキン暦:12チュエン・ハアブ暦:4ヤシュ・長…

外の世界

題名:外の世界報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 初めて外の光をまじかに見た。目のあたりが赤く染まり、光も赤く輝いていた。そして、僕はそれをきっかけに肺に空気を入れ、僕は呼吸することを覚えた。(ここはマヤの空気と違う…) 俺がその瞬間感じたのは、そういう思いだった。その想いと交代するかのようにひもらしき管が切られ、僕に入れ替わり、俺は僕になった。そう、今や田宮花江の子だ。「おぎゃーおぎゃー」「男の子ですよ…」 僕を外の世界に導いてくれたその人は、僕は男であること…

ひもらしき管

題名:ひもらしき管報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 何度も何度も憎しみを込めてその白い灰を踏みしめた。でも、彼らを葬った象徴でもあるその死の粉は、踏みしめる足の動きに合わせて、ふわりふわりと僕の足に纏わりつく。それは、かつて僕を殺したんなら、今度は、再び僕を殺しにかかるような存在だった。(僕は、彼らに殺されたのに、またやられるのか…) しつこいほど死の灰が足に纏わりつく。畜生…。 誰かを憎めば憎むほど跳ね返ってくる。僕はどうしようもなく居た堪れなくなった。(そ…

僕を殺したんなら、

題名:僕を殺したんなら、報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。舞衣子:「ほんとに、大丈夫…?」平十郎:「うん、少し落ち着いた」 ただ、胸の動悸が止まらない。起きてからも激しくドクンドクンといまだに鼓動している。 頭も痛い。頭の中で小人がハンマーで叩いているかのようだ。舞衣子が心配そうに見つめていた。舞衣子:「何か薬もってくる?」平十郎:「頭が痛いので、バファリン…いいかな?」舞衣子:「分かった…」 そうして舞衣子は救急箱の中にあったバファリンを僕に渡し、ちょっと待っ…

嫌なフラッシュバック

題名:嫌なフラッシュバック報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 上司の手の中にびくびくとうごめいている僕の心臓。彼を取り囲んで、倒れている僕を皆は冷ややかに見降ろしている。血が滴る心臓を上司は口へと運ぶ。まるで僕が死ぬことを喜んでいるように、彼はにやりと笑いながら、僕の心臓にむしゃぶりつく。意識が遠のき始める。(知ってるよ。あなたは僕が死んでくれたほうがありがたいんだろ。僕のようにのろまで何もできない無能な奴は、あなたにとっていないほうがありがたいんだろう。でも、…

びくびくとうごめいている

題名:びくびくとうごめいている報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 莉紗はそのまま陸地に上がり、裸足のまま草の上を歩く。後ろから誰かが追いかける。追いかけるのは敦司だ。ただ、そのフレームはかなりブレる。撮影者の気持ちを反映させているかのように。 莉紗は光の方向を見上げ、その後、声を聞く。彼女は声のする方向を向く。そこに敦司がいる。莉紗は私についてきてと言わんばかりに、再び歩きはじめる。敦司はそれについてゆく。 しばらく歩くと、目の前に少しづつ洞窟が見え始める。洞窟…

動画を見る。

題名:動画を見る。報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 しかし、金の亡者となって死ぬまで仕事上のサバイバルをやり過ごし、金は在っても仕事に抹殺されるのか、それとも楽園でぬるま湯に浸かり、でも、将来金銭的に困窮するであろう未来において、今は楽園のままでいいのか。いつもそんなことで頭が悩まされる。でも、答えはいつも分かっている。 死んでしまえば、すべてがおしまいだ。 ただ、これを言い換えるとこうなる。 すべてをおしまいにするには、死んでしまえばいい。 かつての仕事で、…

仕事上のサバイバル

題名:仕事上のサバイバル報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 無人島のサバイバルは楽園ではないものの、3つの青いサンゴ礁を通してそれは、楽園であるかのように思えた。が、実際は楽ではない。エドがそれを明らかにした。60日間の何もないところからのサバイバルと2泊3日の表向きサバイバルという企画の島旅行では根本的に趣旨が異なる。生きるか死ぬかの60日間と単なる気晴らしの2泊だろう。 「秘密のアイランド。無人の孤島で過ごす一家族限定のサバイバルな2泊3日」な企画は、間違い…

3つの青いサンゴ礁

題名:3つの青いサンゴ礁報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 家に戻り、病院にちなみを連れて行くと、ただの風邪のようだった。少なくとも新型コロナウイルス感染ではなかった。僕と舞衣子は胸をなでおろし、そのまま帰宅した。 このことで、今日仕事を休んだことは正解だった気がした。僕は時折、タイミングよくこんなことが起きる。自分の休みのためだったものの、家族のために休んだと考えられると気が落ち着いた。僕には家族が居る。仕事がどうであれ、家族が居ることは僕の心の支えとなってい…

LINEのメッセージ

…ベイビーとなす。Yeah、Baby !Yeah、Baby !!Yeah、Baby !!!なんだこれ。なんだこれ。なんんあだよこれって。Yeah、Babyてあsんあんあだよこれって ! 僕は自分の耳にうざいほどめぐる幻聴で、駅のベンチからもろくも地面に向かってスマホをなげようとし{Gorilla Grassが破壊され、スマホ内部が飛び散り、そこに残されたのは文明という残害だった}という寸前で回避した。なぜなら、腕を上げ、スマホをたたきつけるその時にスマホが振動し、メッセージが届…

愛ある理想の形

…ずいのでは…。 そんな気持ちが「ブルーラグーン~恋の目覚め~」を見つつ、常にあった。 少なくとも、無人島で、サバイバルはかなり大変だ。人間は水なしでは8日間を超えて生きられない。 僕はすでにYoutubeのTHE NAKED 男女全裸サバイバル by ディスカバリーチャンネルでそのことを学んでいたからだった。これは一つの無人島の、誰もいない世界の二人だけの愛ある理想の形を描いてるに過ぎない。From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。

(レディ)なくガーガー

…い出したこれSurfaceや。たぶん、PCやないSurfaceや) そうして僕はクレジットを探してみた。そこにSurfaceとあるはずだ。 Performed by Suface featuring Bernard Jackson あった。やっぱりあった。そしてもう一つあった「ブルーラグーン~恋の目覚め~」。時間を見ると、すでに1時32分だった。これ見ずに、もう寝ないと、明日の仕事につかえる。 そうこうしているうちに、1時35分。時間はあっという間に過ぎてゆく。そうして僕の3…

シャーク、キター

題名:シャーク、キター報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。(たぶんこのふねはきたからきたふねなんだろうな。ここは楽園で、熱帯だから北から来たが正解に違いない。それにしても実況中継のレビューもどきは一回一回再生停止せーへんとむりやさかい、めんどくせー。というわけで、ただいま「ブルーラグーン」を実況中継しとりやす)再生スタート。ぽちり(うわっ、イセエビ。実にごーかな食事やん。船長なんか怪しいで)(リチャード、服着られへん)(大人のダンス…)(やべ、娘はリチャードねろと…

きたからふねきた

題名:きたからふねきた報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。「ライ、Rhye、それともLie?」「嘘ってことよ。あなたの子を身籠って、旦那に言うの。「あなたの子よ」って。それが私の心のNeededだったのよ」「由美…」「もうあんたの顔なんて見たくもないわ」 ハッ… 顔中に冷汗をかいて僕は目を覚ました。時刻は00:16だった。娘が産まれてから早く寝る習慣がつき、真夜中かと思うと、まだ00時を少しまわっただけだった。 隣には舞衣子とちなみがぐっすりと眠っている。僕は再び…

Lie

…い。今のあなたにはDaughterがいる。名前は…えっっと…」「ちなみ」「そう、そのちなみちゃん。私と旦那との間には、何もない。ただ、時間が過ぎてゆくだけ。相性が良くなかったのかしら。あなたに抱かれている時、正直、赤ちゃんが欲しいと思った。本当はいつもそう思っていたの。あなたの子を受胎して、旦那に子供が生まれたって嘘つこうと思ってた。嘘よ、嘘。Lie(2)」 リンク 1) https://note.com/sumireyoshii/n/n05d99387aa89 (閲覧202…

恥ずかしい行為

…るたびに、僕はRomanceにひたる。その曲のドラムの太鼓を、太古を感じさせてくれる曲に、心が震え、僕はいつもあの足跡を思い出す。カンバセーション。自分から相手に、そして相手が感知したその足跡は、決して消すことが出来ない。 恥ずかしことに、僕は当時のセフレの彼女のSNSを偶然?発見し、チェックするようになった。そこに、過去の軌跡が残されていることを期待して。僕の、僕が残した痕跡が表れることを期待して。 本当に恥ずかしい。恥ずかしい行為だ。 なんでチェックしているの? そこに、…

彼女の足跡

題名:彼女の足跡報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 「ブルーラグーン」で未亡人サラさんが亡くなり、画面が切り替わってリチャード:ブライアン・クラウズ、リリー:ミラ・ジョヴォヴィッチが出始める頃、寝る時間を惜しんで僕は寝ることにした。ここでタイミングがいい。このまま続けてみることもできるが、どうも目がしょぼしょぼしている。 アラウンド・フォーティにはもはや徹夜は無理なんだ。かつてのように、起きては寝て、起きては寝て、そしてその間、性欲を満たすべくセフレと行為に及ん…

寝る時間を惜しんで

…ってえと、大貫沙耶ちゃんが演じた名前も、莉紗やったな…なつかしいな)(でも、島の水も、やっぱ煮沸せんでええんかいな…って疑問に思うで。それにしても、毎日毎日、3人分の食料調達、どうしとるんかいな…。シャークじゃ無理やろに.)(サラが肺の病気になってもうた…) リンク リンク 1) https://ja.wikipedia.org/wiki/ブルーラグーン_(映画) (閲覧2021.9.20)From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。

ふ~ん。そうなんだ

題名:ふ~ん。そうなんだ報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。舞衣子:「そういえば、ちなみにもこんな時期あったね…。来年はもう小学生なんだなぁ、早いよね」平十郎:「ベイベーのことかい?」舞衣子:「そうだよ。赤ちゃんのこと。でも、大自然の中で子供産むって大変だよね。あっ、この子、自然におっぱい吸った…」舞衣子は嬉しそうに「青い珊瑚礁 Ce」を見ていた。まるで予約した旅行会社の企画に参加しているかのように目を輝かせてウキウキしている。舞衣子:「私もこんな素敵なストーリー…

素敵なストーリー

題名:素敵なストーリー報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 妻の舞衣子は、僕の島旅行の、島でゆっくりとの提案にとても喜んでいた。 その日、僕が仕事に行っている間、彼女はいろいろな旅行会社の島のツアーを調べていたようだった。中でも、「秘密のアイランド。無人の孤島で過ごす一家族限定のサバイバルな2泊3日」という企画に魅かれていた。仕事から帰ったとたん、妻はそのイベントについて多くの事を語った。 ただ、僕もそのツアーに魅かれたものの娘のちなみはまだ7歳だ。やはりこれに参…

島でゆっくりと

題名:島でゆっくりと報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 朝目覚めた。 随分といろんな夢を見たような気がした。沙耶は今でも元気にしているのかな…。 そして、気づくと、アラウンド・フォーティにも関わらず、僕の□□は20代の頃に蘇ったように激しく隆起していた。僕の思考は、間違いなく今現在、下半身に牛耳られている。 これほどまでに性欲を感じたのは、あの若かりし日々以来かもしれない。僕としては沙耶との海辺でのあの日の性春を超えるようなことはその後なかったが、今の平々凡々な…

すべてを捧げる

題名:すべてを捧げる報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 なんだか安心した。地面の上で寝ている夏目と小型木造船の中に居る沙耶とを交互に見返した。僕たちは結びついている。リリアーナ・カヴァーニを通して。愛の嵐を通して。そうなんだ。そうだったんだ。 沙耶の胸に抱かれながら、僕は○○した影響もあってか、ここに来て急速に眠気が襲ってきた。平十郎:「なんだか眠くなってきたね」沙耶:「うん、実は、私も…」 お互い顔を見合わせながらもう一度キスをした。彼女の唇は暖かく、潮の香り…

リリアーナ・カヴァーニ

…残る作品。誰かに愛される名作。 それが僕たちが目指す表現。 それを聞いて、僕たちがなぜここで出逢った、出逢えたのかとてつもなく分かった。 一つの映画を介して、僕たちの感性は、一つの名作を介して、すべてが通じ逢っていた。平十郎:「そうだったんだ…」沙耶:「私も知らなかった…」 リンク 1) https://ja.wikipedia.org/wiki/愛の嵐_(映画) (閲覧2021.9.17)From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。

とてつもなく

題名:とてつもなく報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 沙耶の「気持ちいい?」という問いかけに僕はごく自然に頷いた。 僕はそれほど経験が豊富なわけではない。それでも、沙耶の相手を思いやるようなその動かし方は、沙耶の性格を的確に表していた。痛くもなく、自分勝手でもなく、ただただ僕は、気持ちいい。そのことに集中すればいい。そんな動かし方だった。 僕はいてもたってもいられず沙耶に、「キスしていいかな?」と伝えた。沙耶はいいよと応え、僕は小型木造船が傾かないようにそっと彼…

愛の記憶の供養

…たらよくなり始めるものさ… その歌に鼓動をあわせるかのように、僕はぼんやりとぼやけた視界で沙耶の目をじっと見つめていた。沙耶:「平十郎くん、気持ちいい?」1) https://www.cnn.co.jp/fringe/35149770.html (閲覧2021.9.15)2) https://utaten.com/specialArticle/index/4358 (閲覧2021.9.15)From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。

今も“それが”刻まれておる

題名:今も“それが”刻まれておる報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。沙耶:「ふ~ん、何度も映像で、私を見ながらしたんだ。で、1回だけ?」平十郎:「何回も…」沙耶:「そっかぁ、何回も…。私のどこが魅力的?」 僕は沙耶の目を見つめながら、正直に伝えた。平十郎:「ファインダーやディスプレイから覗くと沙耶はとても生き生きしている。体にもボリュームがあって、それでいて均整がとれ、何よりも振り向いた時の笑顔が最高だ」沙耶:「こんな風に」 そうして沙耶は一度首を回し、僕に再び向…

何度も映像で

題名:何度も映像で報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 そのあばら家と同じく、小型木造船はすでに何年も船として使われていないのは見て明らかだった。船底を止めている木材も古びて、僕と沙耶が体を動かすごとにがりがりと削れる音がした。 小型木造船の中から上を見上げると、天井も一部穴が開いている。さっきの雨もとうに止み、そこから星が輝いている。「…沙耶のことがとても大好きなんだ」と沙耶に伝えた。 彼女は少し嬉しそうに僕に体を寄せてきた。僕の□□はますます膨らんで、収まりが…

小型木造船の中

題名:小型木造船の中報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 すべての撮影を終え、結局は海辺から何も現れなかった。しかし、海辺からの女神は、あくまでも言い伝えなので現れることも期待していなかったが、本当に何もなく、あばら家での撮影の一夜の出来事を終えた。 その後日、僕は沙耶から、夏目がEDであったこと、そして夏目自身は沙耶には決して手出しはしないが、もし仮に、田宮から撮影時に何らかの自然なアクション(それは男女の営みを意味していたが)があったとしても、素直に受け入れて…

ビールの黄金水

題名:ビールの黄金水報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 夏目はある意味、すでにプロフェッショナルだった。沙耶の事を一女優として見ている冷静な視点が常にあった。でも、僕は段々と沙耶に撮影の枠を超え、魅かれている。もうすでにどうしようもなく、彼女に恋していた。彼女の仕草、会話、そしてその存在が僕を釘付けにする。ビデオカメラのファインダーやディスプレイごしに見る沙耶に、僕自身の耳に鳴り響くぐらいに心臓の音が毎回高ぶっている。 3人はあばら家で弁当を食べ終え、ビールで少…

欲しくて

題名:欲しくて報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 3人はずぶぬれの状態であばら小屋に入る。小屋にはもちろん電灯はない。ただ、近くの街路灯のおかげで、小屋の中もわずかに光が洩れている。ただし、真夏だが、秋に幾分近いこの時期に濡れたせいか、夕方過ぎのこの時刻では3人とも寒気を覚え、かすかに震えている。敦司はその状況を予期してか、周到に小屋周辺から集めた小枝を組み、そしてライターを取り出し、そこに火をつける。小屋の中が幾分明るくなる。 髪からTシャツ、そして濡れた短め…