地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

お金と幸福

題名:お金と幸福 報告者:ナンカイン 本記事は、この記事の続きです。 以前のここの記事の「お金と情報」では、それらの間にある価値について思索を巡らせ、ここの記事の「お金と物」では、それらの関連性を探った。さらに、ここの記事では動物、特にチンパ…

今日という日のイノベーションのために

題名:今日という日のイノベーションのために 報告者:ナンカイン イのべーション、リのべーションとあるように、のべーション(ノーべーション: Innovation)には、様々なノベーションがある。Novationという会社もあるぐらいに、それは革新に満ちている(文献…

だんだんとものがなくなる、は何故か。

題名:だんだんとものがなくなる、は何故か。 報告者:ナンカイン 本記事は、この記事の続きです。 先の記事で、だんだんと物があふれる現象について、自戒も含めて記述した。それは、研究ではないかもしれないが、自己反省にまつわる研究の一端でもあろうこ…

だんだんと物があふれてゆく、は何故か。

題名:だんだんと物があふれてゆく、は何故か。 報告者:ナンカイン 本記事は、この記事の続きです。 以前のこの記事ではお金と物との関係から価値を探り、現在は一概にお金 = 物だけではない価値について結論づけた。しかしながら、その一方で、"物欲"とい…

研究方法「哲学的な方法論として"尾行"を取り入れる...」に関する言及

題名:研究方法「哲学的な方法論として"尾行"を取り入れる...」に関する言及報告者:ナンカイン 一般的に、研究とは、「物事を学問的に深く考え、調べ、明らかにすること。」となり、言及とは、「その事柄に言い及ぶこと。」となる。ただし、言及が分かりに…

理性と野性への希求 -本論-

題名:理性と野性への希求 -本論- 報告者:ナンカイン 本記事は、この記事の続きです。 理性的な内容に関して先の記事にて示したが、ここでは本論として野性について深く示したい。 先の記事で示したように本能的な野生としての性質を野性としたが、ヒトも動…

理性と野性への希求 -その背景-

題名:理性と野性への希求 -その背景- 報告者:ナンカイン 理性はその名の通り、理論的な内容でもって考える方法である。一方、野生は野生動物などの意味もあるように、理性が伴わない、なかば、本能的な内容に根差す。ここでは、理性と対応付けて、ヒトの野…

瞬間的な性質を帯びる心を求めて

題名:瞬間的な性質を帯びる心を求めて 報告者:ナンカイン 体には筋肉があり、一般的にはそれを運動で鍛えることによって、筋肉を増強できる。近年では、運動の他にも、EMS(Electric Muscle Stimulation1))トレーニングの代表的な機器でもあるSIXPADなどを…

サルはお金をどう考えるか?

題名:サルはお金をどう考えるか? 報告者:ナンカイン 本記事は、この記事の続きです。 先の記事にて、お金と物との関連性について問うとともに、お金の価値基準について考えた。そして、お金は”物”(有形の)であるとともに、”もの”(無形の)でもあり、かつ、…

お金と物

題名:お金と物 報告者:ナンカイン 以前に、ここの記事にて「お金と情報」との観点から、情報への価値について思索を巡らせた。ここでは、改めて「お金と物」との観点からその思索を見直し、お金と物との関係について問い直したい。 まず始めに、物について…

移動における人類の技術革新と移動の本質的な意味

題名:移動における人類の技術革新と移動の本質的な意味 報告者:ナンカイン 現在、日本の交通網は様々に整備され、列車のみならず、車道も拡張され、移動には便利な世の中となった。少し時代をさかのぼると、江戸時代には電車も、車もなく、身分の高い人な…

アーチストの観点から探った社会性の特色の違い

題名:アーチストの観点から探った社会性の特色の違い 報告者:ナンカイン 本記事は、この記事の続きです。 先の記事にて、言語体系から人々の社会的な捉え方に何らかの関係があることを提示し、その捉え方には、集団への帰属、もしくは、個人への帰属として…

言語体系に基づいた個人・集団への帰属に対するあいまいな観測

題名:言語体系に基づいた個人・集団への帰属に対するあいまいな観測 報告者:ナンカイン 人間の最たる能力の一つに、他の個体(他人)の意図を推論できることが挙げられる(この記事も参照)。それはテレパシーのような超能力でないにしても、完璧な推論ではな…

広告における欲求の探求

題名:広告における欲求の探求 報告者:ナンカイン 本記事は、この記事の続きです。 ここに記事において、広告記憶に残る広告の作り方について検討するとともに、この記事において、その検討をさらに進めて、実験的に広告の印象を探った。ここでは、広告が持…

広告的な図に基づく反応のしやすさの実験

題名:広告的な図に基づく反応のしやすさの実験 報告者:ナンカイン 本記事は、この記事の続きです。 以前、筆者のこの記事において、ヒトは人にしか興味がないことを、人の進化の過程から探った。それと同様に、先の記事で示したように、バウハウスによる広…

記憶に残る広告作りのコツ

題名:記憶に残る広告作りのコツ 報告者:ナンカイン 新聞やCM、あるいは、インターネット上の広告をはじめとして、今では一日たりとも広告を目にしない日常はない。日々、膨大に流れる広告は、消費社会の一旦を担う。しかしながら、そのような多くの広告の…

毛ガニの生態 -そのⅢ-

題名:毛ガニの生態 -そのⅢ-報告者:ナンカイン 本記事は、この記事の続きです。 先の記事にて毛ガニの成長について調べた。ここでは、毛ガニの配偶行動に関して調べたい。 その前の記事でも示したように、毛ガニは資源管理対策がなされ、漁獲規制が進められ…

毛ガニの生態 -そのⅡ-

題名:毛ガニの生態 -そのⅡ-報告者:ナンカイン 本記事は、この記事の続きです。 先の記事にて毛ガニの漁場や旬を調べるとともに、毛ガニの大きさや体重といったサイズについて調べた。ここでは、毛ガニの成長について詳しく調べたい。 佐々木潤氏1)によれば…

毛ガニの生態 -そのⅠ-

題名:毛ガニの生態 -そのⅠ- 報告者:ナンカイン 本記事は、この記事の続きです。 毛ガニは北海道を中心として採取されるも、近年はその資源が減少気味にあり、漁獲量の規制が行われている1), 2)。そのため、毛ガニの生態を知ることは、毛ガニを食する際の毛…

存在の耐えられる軽さ -そのⅢ: ステルス戦闘機に属して-

題名:存在の耐えられる軽さ -そのⅢ: ステルス戦闘機に属して- 報告者:ナンカイン 本記事は、この記事の続きです。 この記事にて人の存在感を無意識に測っているであろうオーラ的な存在について調査した。さらに、この記事にてフィリップ・カウフマン監督に…

存在の耐えられる軽さ -そのⅡ: フィリップ・カウフマンに属して-

題名:存在の耐えられる軽さ -そのⅡ: フィリップ・カウフマンに属して- 報告者:ナンカイン 本記事は、この記事の続きです。 1988年にアメリカから一本の映画が封切られた。それが、映画「存在の耐えられない軽さ」である。監督はフィリップ・カウフマン、主…

存在の耐えられる軽さ -そのⅠ: オーラの研究に属して-

題名:存在の耐えられる軽さ -そのⅠ: オーラの研究に属して- 報告者:ナンカイン ある人が前から歩いてくる。とても目立つ人である。服装はやや地味系で、帽子やマスクし、サングラスをかけているもなぜか魅かれる。そのような人は、大概芸能人であったりす…

”のどぬ~る”の要素としてのヨウ素

題名:”のどぬ~る”の要素としてのヨウ素報告者:ナンカイン 本記事は、この記事の続きです。 先の記事でヨウ素について調べ、ヨウ素には消毒薬として用いられ、放射線の内部被ばくに対する甲状腺へのがん予防として安定ヨウ素剤(ヨウ化カリウム)が処方され…

ヨウ素の要素

題名:ヨウ素の要素報告者:ナンカイン ヨウ素とは、フランスの化学者であるベルナール・クールトア氏によって海藻灰から発見された原子番号 53、原子量 126.9 の元素である1), 2)。小学生の過程において理科の時間などでジャガイモの切った表面にある液を垂…

Apple史における人的な流れを図で表現する

題名:Apple史における人的な流れを図で表現する 報告者:ナンカイン 本記事は、この記事の続きです。 先の記事にてスティーブ・ジョブズ氏が創業したAppleの歴史を製品の発表などに伴う動画で振り返るとともに、そこにはジョブズ氏が理想とするAppleのコア(…

のんべんだらりと書くサルに向けて

題名:のんべんだらりと書くサルに向けて 報告者:ナンカイン のんべんだらりとは、「だらしなく時 日を過ごすさま」とされ、この言葉を分けると、のんべん+だらりとなる。その内、のんべんは「のんびりと平然としていること」、だらりは、「だらしのないさ…

”あい”の奇蹟 -111001101000010010011011からの愛の記号-

題名:”あい”の奇蹟 -111001101000010010011011からの愛の記号- 報告者:ナンカイン 本記事は、この記事の続きです。 日本語には、漢字、カタカナ、ひらがなと3種類の表記がある。通常は、例えば、愛、アイ、あい、とすれば、どれも同じ意味となる。しかしな…

情報操作に伴う偽記憶の定着

題名:情報操作に伴う偽記憶の定着 報告者:ナンカイン 本記事は、この記事の続きです。 先の記事で「幸福の概念は現実の体験に基づいて形成される」という、やがて明言へと至るかもしれない言葉について、その真相に迫った。そして、幸福も、体験も、現実も…

幸福の概念は現実の体験に基づいて形成される

題名:幸福の概念は現実の体験に基づいて形成される 報告者:ナンカイン 時に、ある時に、ふと、感じる。それが言葉であれば、明言ともなり得るかもしれない。「知ることが少なければ愛することも少ない。」1)とは、かのレオナルド・ダ・ビンチが残した名言…

世界から宇宙の食文化を読む(食べる)

題名:世界から宇宙の食文化を読む(食べる) 報告者:ナンカイン 国立民族博物館の池谷和信博士によれば、人類の文化の中で最も基本的な要素は食であるという1)。その通りで、人類がこれほどまでに繁栄したのは、食のあり方に知恵を凝らしたからであり、その…