地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

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参考までに

…ーも運んできた。「HAKUSENほどじゃないけど、一応コーヒーにはこだわりがあるんだー。これ、キリマンジャロ。セブンサミッツの…、なんてね…」「あっ、おいしいコーヒーだね」「そう、分かる?」「分かる分かる…。最近、缶コーヒー飲まなくなったからね…」「缶コーヒーとくらべると、なの(ちょい怒)」「ごめんごめん」 朝食を終え、身支度をしていた時、琉花は急に、「ほら、この前、カツオくんが酩酊した時、カツオくん、晴美に寄りかかっていたでしょ(この物語)。あの時ね、晴美、カツオくんのこと…

唯川恵さんの言葉を借りて

題名:唯川恵さんの言葉を借りて報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 琉花のアパートの中は、すっきりとしていた。余分な装飾されたものは何一つなく、かといって、必要最低限のものはちゃんと備わっていた。それはまるで、琉花自身の性格を表しているかのようだった。だから、それと同じく、琉花は僕を必要とし、僕も琉花を必要としている。たぶん、部屋の調度品に見合うように、僕らはお互いに調和していた。何の違和感もない。二人は、まさしく、その中に溶け込んでいた。「いま、コーヒー淹れるね…

この宇宙空間に、永遠に、

…ntrol to Major Tom (こちら管制塔よりトム少佐へ)Your circuit's dead, there's something wrong (回線に異常がみられます 何が起きているのですか)Can you hear me, Major Tom? (応答ねがいます、トム少佐)1)トム少佐はなにも答えてはくれない。でも、分かっている。僕の頭の中の回線が切れているのだ。琉花への恋心によって。「カツオくん。そろそろ、コーヒーのみに行こうよ…」「ごめん。ぼっーとしてた…

ブラックホールの重力に引き込まれそうになる

…よければ、この前のHAKUSENにつれてってくれるかな。いっしょにコーヒーのも」「いいよ、わかった」琉花:「じゃぁ、カツオくん、またあとでね♡」 琉花の姿が見えなくなると、最近「顔(こころ)が欠けてて、力が出ない(図)」1)の状態になる。組合長(伯父)にも、「最近のカツオくん、腑抜け状態やなー、琉花さんに」と言われる。まさに、腑抜け野郎。そう思う”やろう”。でも、アンパンマンならこう言う”だろう”。「「消えたアンパンマン」での飛行能力で、僕は、ばいきんまんが作ったブラックホー…

一台の軽トラ

…刺された。なんでも、ローラーならではのムラやスジが目立ちにくいマットカラーをベースに開発された塗料およびDIYキット。エアコンプレッサーやスプレーガンも必要なく、伯父でも簡単にオールペンして完成させたようだった1)。作業は2人がかりで8時間程度かかったとのことであった1)。1) https://www.automesseweb.jp/2016/10/16/11753 (閲覧2020.2.5)From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。

残されたメリーゴーランド

…く、UnofficialなHigh Highs - Flowers BloomのVideo2)のように、幻なのに、そこに残されたメリーゴーランドは、やはり現実だったのだ。図 シャワー1)(読者さま:まっ、Videoではそうやな。確かに。ここは当たっとるで) 正直に、琉花に、夢の晴美さんのことを話すべきだろうか。それとも話さないほうがよいのであろうか。確かに、晴美さんとは今は、何もない。でも、それでも、夢の中(In A Dream)の晴美さんは、いつもリアル。マドリッドのように…

口唇で、噛みしめてほしい。この気持ち

…うなのだ。(読者さまA:どーせ、著者の妄想やろ。そんなこと、わいはすでに知っとるで。まっ、わいはどっちかっちゅうと琉花派やけんどな)(読者さまB:いやー、わいは晴美派やで…)(読者さまC:そうか、好みちゅうもんは、人それぞれやな」(読者さまABC:せやな)「でも、やっぱりはっきりさせないと…、そんな優柔不断なのは、琉花さんにも、晴美さんにも失礼だと思うの…。わたしね。過去にそんな経験がある。だから、読んでいてつらいの…。いま、ちょっと、うるっときちゃてる。口唇で、噛みしめてほ…

時に愛は2人を試してる

…、昼の晴美さんとのHAKUSENでの会話に、琉花がうつむき加減になっていることが気になった(この物語)。やっぱり琉花は僕と晴美さんとの宍道湖への調査について、心配になっているのかもしれない。僕も、僕で、何があろうとも、如何なる理由が存在しようとも、晴美さんの香りに翻弄されるままではいけない。その時、急に、セブンサミッツのことを琉花に話したことを思い出した(この物語)。セブンサミッツは、今すぐ無理だとしても、大山なら標高1,729mの鳥取の山1)。日本百名山や日本百景にも選定さ…

ハートマークを感じるけど…

題名:ハートマークを感じるけど…報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 ケーキを食べながら、二人はしじみについて話し合っていた。晴美:「そういえば、琉花とカツオくんが出雲大社に旅行に行った時、宍道湖にも寄った?」「いや、行ってないけど…」晴美:「いま調査していることの一つで、ここの東郷湖と宍道湖のしじみの違いを知りたいんだけど、カツオくん、それについて詳しい?」「いいや…」晴美:「そっか…。じゃ、やっぱり宍道湖に直接行かないと分かんないね。カツオくん、悪いけど、今度…

優雅な白鳥、もがくバタ足

……」 晴美さんのそのセリフの語尾には、なにか暗示めいた記号が隠されていたように思えた。いや暗示ではない。明示だ。チョコレートは明治に限る。そんなハートマークな気がした。「そっ、そうだ。この店、ケーキもあるから、それも頼もうか…」琉花、晴美:「ありがとう」晴美:「カツオくんって、やさしいなぁ…♡、いいな~琉花」1) http://hakusen-store.site/ (閲覧2020.2.3)From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。

ソーカモシレナーイ

…カツオくん、俳優のManny Jacintoに似てる、似てない、似とるねー」、と。そうかもしれない。ソーカモシレナーイ) その時、店に入ってきた人がいた。扉は僕の背後にあったが、後ろを振り返らなくてもそれが誰だか分かった。あの香りがしたからだ…。「あれっ、琉花じゃない。それに、カツオくんも」 そう、振り返るとそこに立っていたのは、まぎれもなく晴美さんだった。1) https://www.pinterest.jp/pin/737745982694995945/ (閲覧2020.…

HAKUSENへ行こう

題名:HAKUSENへ行こう報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 仕事が一段落した。幸いなことに、指の傷も浅かった(この物語)。その後は血が出ていない。琉花のおかげだ。仕事が一段落したことから、約束であったコーヒーを飲みに行くことにした(この物語)。普段、僕は缶コーヒーで済ますために、あまり店は知らない。そこで、組合長である伯父に尋ねてみた。「組合長。仕事一段落しました。そこで琉花といっしょに、どこかこの辺のいいコーヒー屋に行きたいのですが、どこか知っていますか」…

判断は、読者さまに委ねたいその後

題名:判断は、読者さまに委ねたいその後報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 二人で選別作業をしていると(この物語)、結構仕事の進みも早い。琉花も、その作業にはだいぶこなれたようだった。 以前、独りでその作業をしていた時は、当たり前としてもくもくと作業をしていた。中途半端なことをすれば、組合長である伯父の叱咤が飛ぶ。だから、その当時はいやいやながらも、ちゃんとこなさなければいけない。日々、そういう思いで作業をこなしていた。でも、今は、ふしだらかもしれないが、琉花の、…

キリマンジャロは、コーヒー豆の香り

…んなのか。琉花とBlack Diamondの選別をしながら、「いずれにせよ、この報告は「功」「効」に別々の意味があった、ということを言っているわけです。しかし、さきに見たように、「功」「効」は同義といってもさしつかえないものです。(未完)」1)とされていることに、ふと気づいた。(未完か。まるでフルーツのよう。そ、そうだ、やっぱり、晴美さんからの香りはフルーツ由来なのかもしれない。もしかして、「フィンカ ハッピー パシャ グレープフルーツ オードパルファン」の香りなのか。いや、…

「功を奏する」か「効を奏する」か。とりあえず「効を奏して」とする喜び

…教えてもらった。Black Diamondというらしい。まさに、Black Diamondには、デナリを制覇する勢いがある(この物語)。なんてステキな響きだろうか。教えてくれた琉花のおかげで、今日の漁にも張り合いが出る。そうだ、あの時、琉花と出会ったばかりのころ(この物語)、琉花はこのBlack Diamondを見て、こう言ってたっけ。(えっ、これってアサリ?)(いや、しじみだけんど…(図)。ちなみに僕の妹の名は、アサリ。ちょっと笑えるよな。この地域に生まれたから、シジミでも…

あひるのぺっぽちゃん

…時間だった。伯父である漁業組合長は、いつもと同じく早く出勤していたが、僕を見るなり、「おっ、カツオくん。めずらしいやんか。今日はえろーはえーな。なんかあったんかいな」「昨日飲みすぎて、早く寝てしまったので…」「さては…、あひるのぺっぽちゃんに起こされたんやろー(笑)」1) https://magazine.sheltter.vc/lp/49_palecolor2/ (閲覧2020.1.31)From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。

うわっ、くさっ。

題名:うわっ、くさっ。報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 かなり酩酊していた上に、晴美さんにがっつり寄りかかっていたところを琉花に見られるなんて。バツがわるかった。その後も、二人は地域なんとかについて難しそうな話をお互いに話し合っていた。僕は、すでに二人の話にもついてゆけない。ひとまず、帰ることにした。「帰るよ…」琉花:「カツオくん。大丈夫? でも、食事は…」晴美:「わたしたちといっしょに食べないの?」「朝早かったから、やっぱ眠くなってきた」琉花:「うん。わかっ…

はたと目が覚め

題名:はたと目が覚め報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 「晴美、遅れてごめーん。LINEしたけどカツオくんに繋がらなくて、カツオくん、そこにいる?」 「いるいる。ほら、寝てる」 その時、どうやら僕は酩酊し、晴美さんにがっつり寄りかかって眠っているかの状態の時だったようだ。まずい所に琉花が来たのかもしれない。でも、酩酊して、頭の中は相変わらずぼーっとしていた。「はるみー。カツオくんって面白いでしょ。あんまり都会では見ないタイプだよね」「そうだよね。わたしも気になっ…

かなり積極的な人

題名:かなり積極的な人報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 饒舌になっていた僕を見て、晴美さんはどんどんと質問をしてくる。「そいで、どこに泊まったの?」「湯元 湯の川ってとこ。温泉、日本三美人の湯。琉花もめちゃめちゃ喜んでた」「いいな~。わたしも行きたいなー。カツオくん、わたしもつれってってくれる?」「いいけど…。琉花にも聞いてみないと…」「カツオくんってよく見ると、けっこう男前だよね。左右の目の色も微妙に違うんだね」 そう言って、僕の顔に、顔を近づけてくる晴美さ…

その成分の成果

題名:その成分の成果報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 晴美さんと面と向かっていると(図)、学のない僕が何を話せばよいのか分からなく、緊張して、飲み物がいつも以上に進んでしまう。それを察知したのか、晴美さんは、「カツオくんって、飲めるのね。さすが漁師。びっくりするぐらいペースが速いね」と言われた。いやー、速いのは面と向かって恥ずかしいだけ。同じアカデミックでも、琉花には随分と慣れた。漁港で多くの調査の話だけでなく、身のうえ話も多くするようになって、打ち解けていた…

ZX-10Rの系譜

…ない。漁の、特にBlack Diamondのこととバイクのことぐらいだろう、知識として自慢できるのは…。 先日も、僕の愛車で琉花と旅行に行った。Kawasaki ZX-10Rで。中古で手に入れたものの、バックボーンフレームとメインシャフトを押し下げたエンジンに、MotoGP直系技術である倍速ジェネレーターを搭載したこいつは1)、ZX-10Rの系譜(図)の中でも、かなり異質で、「荒削りで初心者には難しい」とか、Kawasakiも「分かる人だけ乗ってくれれば良い」とも揶揄されたタ…

こころまっきんりーだった(で)なり

…翻弄していた。 Black Diamondでマッキンリーを制覇する。 その夢がさらなる酩酊状態へといざなっていた。 2015年よりデナリ(図)が正式な呼称1)となったものの、当時、雑誌で見たマッキンリーには、こころがすでにマッキンリー。折れそうなくらいすさんだ世界を一変するようなその山並に、こころ打たれ、これぞまさしく、こころまっきんりーだった(で)なり。もしかして、自分が目指す真の世界は、登攀したこともない、登攀の世界なのでは…、そう思いこみ始めていた。琉花にもそのことを相…

ペンネーム:匿名希望さん

…舞台は整った。よーし、こころリフレッシュして、鍛え鍛えた期待に答えるべく、次号へと続く。図 海一望絶景の宿いなとり荘2)1) https://tottori.uminohi.jp/report/さばける塾~親子でお寿司~/ (閲覧2020.1.28)2) https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/30928/30928_std.html (閲覧2020.1.28)From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。

何も登攀出来ていないこのストーリー

…きずないくせに、Sea To Summitしながら、Black Diamondへと憧れたのも少なからず影響しているのであろう。ここで、再び若干、Lost Arrowし(方向を見失いつつあり)ながらも、そのロストアローに助けられて、Black Diamondできたのは、奇跡としか言いようがない。でも、未だに何も登攀出来ていないこのストーリーは、この先、どうなるのであろうか。空を見ると、こちらも若干、雲行きが怪しくなっている。まるで、僕の心情を表しているかのようだった。ただ、ただ…

愛したいという欲望と、吸いたいという欲望

…琉花1)1) http://human.kanagawa-u.ac.jp/gakkai/student/pdf/i14/140320.pdf 横川可菜恵: ヴァンパイアフィクションの変遷 生ける死体からリそうの男性へ. PLUS i No.11 2018.3.15発刊.2) https://www.pinterest.jp/pin/633387434138005/ (閲覧2020.1.26)From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。

琉花との出会い、その回想

…まな考えもあったかもしれないが、その後の彼女からの質問に対して、当時、珍しく誠実に答えた。その会話の中で、たぶん僕の中で琉花に対する特別な気持ちが芽生えた。彼女もそのようだったようだ。時々、頬を赤らめる彼女に、その姿に、僕は、無視することができなかった。それが、琉花との初めての出会いだった。1) https://twitter.com/tokyodaze_luka (閲覧2020.1.25)From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。

説教の合間に

題名:説教の合間に報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 大切なものは失ってから、始めて分かる。それがかけがえのないものだったということに。 そのきっかけを与えてくれたのが、あの当時に別れた琉花だった。伯父の説教(この物語)の合間に、眺めていた窓越しの風景から、ふと目の前にあの時の琉花が現れたようだった(図)。「カツオくん。わたし、カツオくんのこと信じていたのに、愛してるといってくれたのに、あれは嘘だったの?」「嘘じゃない。本当だ」「じゃぁ、なんで琉花じゃなくて、晴…

説教

題名:説教報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 しばらくその後も、組合長…、いや伯父の説教が続いた。(分かっている)僕の父(イソベマグロ)はすでにこの世にはいない。大シケの日に誰の注意にも耳を貸さず、漁に出て行方不明。そんことは、充分に分かっている。その年から、母がスナックに働きに出て、僕たちを育ててくれたことも、今では納得はしている。僕ももはや28歳の大人だ。でも、毎回、漁に出かける前の一服している父のかっこよさに(図)、10歳当時の僕は、父の姿にしびれていたの…

それは横線だ身体

題名:それは横線だ身体報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 「で、でも、伯父さん。彼女とはデートでなくて..」「いっつも仕事場では伯父さんと呼ぶなっちゅーてるやろ。組合長や。伯父と言えども組合長や。そう呼べ。カツオくん、いつまでも子どものままやったら、あかんで」「すんません。組合長…。彼女、実はハワイ海水浴場の浜辺で倒れっとったんです。そこで、病院へ連れてったんです。妹といっしょに…」「ほー、そうなんや。でも、うちの嫁はん(病院のナース)、めざといからな。嫁はん、…

マッスル・ハッスルな栄養論

…れが、①ストーリーをA地点からB地点へ運び、最終的にはZ地点まで持っていく叙述②読者にリアリティを感じさせる描写③登場人物に生命を吹きこむ会話である。いやーさっすが。ええこというてはる。めっちゃええこというてはる。それに当てはめると、やっぱ、そうやなー、おもろいストーリーは、この三つ、あてはまっとるで。やっぱ。そこで、急に思い出す。そう、「トワイライト 下」のくだりにこう書いてあったのだ。(ぼくにとって、きみはある意味、悪魔のような存在だった。ぼくだけに用意された地獄から、ぼ…