地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

A, or, B の検索結果:

世界(モンド)をセレクション(精選)

…好きなアーチストのHarold Buddが、あのウイルスの合併症のために、2020年12月8日に84歳で逝去していた1)。本当にそのことを今まで知らなかった。飛行機内でたまたま課金してみたwifi接続によってその事実に初めて気づいた。 時間は戻らない。 Haroldも戻らない。 時間は、決して逆転することはない。Haroldも、決して生き返らない。 僕はすぐさま彼の遺作であるHarold Budd, Robin Guthrie • Another Flower(図)をAmaz…

変化(へんげ)

…いる僕に向かって、CAさんは個人的な営業スマイルで僕に微笑みかけた。そのCAさんは手に大事そうに毛布を抱えている。「ありがとう」と伝え、僕は素直に毛布を受け取った。「よい旅になりますように」と彼女は返答してくれた。その後、彼女は「にゃおーん」と言った。それはほ・ん・と・うに彼女が言ったのか、それともそ・ら・み・みだったのか、正確には分からなかった。でも、ちゃんと僕の耳の奥には「にゃおーん」と木霊していた。 彼女は、再び個人的な営業スマイルで僕に微笑み、僕も彼女に応えるかのよう…

「僕はここに居る」

題名:「僕はここに居る」報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 羽田からワルシャワまでは、途中イスタンブール空港を経て乗り継ぎがあるため、そのフライトの正味の時間は、おおよそ27時間だった。すなわち、まる一日以上は飛行機内と空港内で過ごすことになる。僕には、その時間でもって、ゆっくりと考える時間が与えられたような気がしていた。 ”なぞかけ(仮)”は、リトルの黄泉がえりなのだろうか、それとも、それは僕の妄信なのだろうか。祖母トミヨと祖父ヤナチェクは、当時ワルシャワでど…

”なぞかけ(仮)”

…ne in C-Sharp Minor, B. 49」を堪能しながら、同時に検索で見つけた子ネコの画像に、僕は彼を”なぞかけ(仮)”(図)と名付けた。彼は黒いメガネが謎めいて、そして僕に何かを語り掛けていたように思えてならなかった。図 ”なぞかけ(仮)”1) 画像をダウンロードし、僕は彼をスマホのホーム画面の壁紙にした。同じ子ネコでも確かに彼は亡くなったリトルとは違っている。少なくともリトルはメスだ。でも、オスに見える、だからオスだろうその黒メガネの子ネコ”なぞかけ(仮)”は…

わたしは僕に交換された。

…ne in C-Sharp Minor, B. 49」だった。その曲は、いやおうなしに僕に何かを連想させた。そして、4:04のその演奏が終わると、僕はスマホの電源を落とし、静かにピンでSIMスロットを開けた。そして、祖父ヤナチェクが居たヨーロッパで通信できるSIMと交換した。交換すれば、もはや日本国内での通信は不通となる。でも、その後悔は、次への航海となるに違いない。航海としても、飛行機で行くつもりであるが、字としては航海としたかった。なぜなら、ひらがなでは、同じ”こうかい”…

ヂャケットの

…ってNo Ordinary Loveを聞きながら、SADEしている。 SADEは、僕の、青春の、人だった。 あこがれの人だった。あこがれの人だった。 ヂャケットのかっこよさにしびれ、僕は、SADEに限りなく恋した。 うん、そうだ。僕はその時から、まったく変わっていない。 でも、年齢とともに、勝手に僕の周りが変わってゆくんだ。 それは、僕が望んでいなくとも、周りが、勝手に、変わってゆくんだ。 すなわち、SADEを青春とする人は、今も恋する人は、一部の、ごく一部の、ごく一部の限ら…

農協牛乳だった。

…、その時分、わたしはAwakeし、食事をしていた。 近年はネットでの買い物が主流で、食料もネットでこと絶たなくなった。所謂、新鮮な食材は別荘を管理してくれているエザワさんから、それこそ毎年毎月イモをもらう。も、近年はエザワさんも年をとったみたいで「最近、めっきり畑仕事がおっくうになってね。キザワさんごめんね。今はこれだけしかイモがないのよ」といって渡してくれるイモの数は以前の1/5ほどになっていた。「いや、別にいいですよ。いつもありがとうございます」とわたしは伝えた。エザワさ…

深い眠りの中に

…れると進路の先にSnapdragonが映し出されていた。「りどる様、Snapdragon中央国家集権まであと30分です」と、ディスプレイを介して彼あるいは彼女はそう告げた。「ちみちみ、あとさんじっぷんだにゃ~ん、こんでんさーがいで、ずいぶんとながいした、にゃ~ん。いま、ええ、きぶん、だにゃ~ん…..ZZZZ」 見るとりどるはそのままシートに深く腰掛け寝込んでいた。ぐわぐわといびきをかき、随分と心地よさそうだった。鼻からはちょうちんが見えた。僕も深く息を吸い込んで、シートに深く…

僕はMr.マリックした

…その手力を発揮するしか手がなかった。手はあっても、今の僕の文章力には、Mr.マリック(図)に頼るしか手がない。そんな状態だった。図 Mr.マリック2)1) https://eigahitottobi.com/article/69812/ (閲覧2021.4.24)2) https://www.pinterest.jp/pin/748160556848464045/ (閲覧2021.4.24)From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。

機械的強制終了

題名:機械的強制終了報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 りどるが述べる僕の脱出へのスマホの状態を聞きつつも、僕は、何故か、赤からうどんに目を凝らしていた。りどるがちゅるちゅるとノンフライ麺をうまそうに啜っていたからだろうか、いや単純にお腹が空いているからだろうか。その様子を察知したのか、メガミ・エナイさんが、「ミチオ様も、赤からうどんいかがですか」と勧めてきた。僕はすかさず「はい」と答えた。やはりお腹が空いている。その時、明らかにそう感じていた。 そして湯が沸く…

ちゅるちゅるとノンフライ麺

…ンを操作して、今度はA Sky Full Of Starsを歌い始めた。そして歌いながら、メガミ・エナイさんに「すがきやのあかからうどんも、たのむにゃ~ん」と注文した。エナイさんは、「はい、かしこまりました」とお湯を沸かし始めた。なんだ、こっちもHotplayか…。ここで商品を紹介せねばなるまい。「寿がきや カップ赤からうどん」(図)1):全国的に展開している人気外食チェーン『赤から』とのタイアップ商品です。鍋の〆で食べるうどんをイメージしました。つるっとして生めんに近いもっ…

ラビが呼んでいる

…。それはColdplayであっても、Hotplayなのだ。 帰るべき場所 僕の行きたい場所2) 彼自身それを、子ネコの画像からから見つけているのかもしれない。RIDDLE(なぞかけ)of the Deadとして何かを呼びかけているのかもしれない。…そうだ、ラビが呼んでいる。ラビが呼んでいる。 僕は”またたびシュ”を呷いでいるりどるに尋ねてみた。「僕がスマホ外部に出るにはどうすればいいの?」「そんなのかんたんだにゃ~ん。いやほんじゃっくからでればいいにゃ~ん。きゅうたいかした、…

これからの道しるべになる

…だ、その記憶が、きっとこれからの道しるべになるはずです」りどる:「そうだにゃ~ん、うひぃ」 りどるは随分とくつろいで、”またたびシュ”を呷いでいた(図)。図 呷る1) リンク 1) https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=927166&word=%E7%8C%AB%E3%80%80%E3%81%8A%E9%85%92 (閲覧2021.4.9)From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。

すがたみせるのよ~と蘇ってくる

…た(図)。図 © Jason M. Peterson1) ありのままレリゴーLet it go…、ネイティブが日常会話で使う「let it go」の意味は下記の3つ2)。<1> 何もしない、放っておく<2> 諦める、忘れる<3> 売る 冷蔵庫にあった数本のコカ・コーラで、僕は日々過ごした<1>。何も食べる気が起こらなかった。そして、4日ほど経ってから、僕は意を決して<2>を選び、アパートを引き払うことにした<3>。 このままここにいてもリトルのことを想い出すだけだったからだ。…

アパートの部屋で

…うと思い直したが、Sacrifice of the Deadの真実は変わらない。(リトルは、もう、死んだんだ。よみがえることはない)(にゃおーん) きみはぼくに話しかける まるですごく遠くにいるみたいに そしてぼくは答えるんだ まったく違う時間にかすめとられでもしたみたいに まったく違う時間に・・・1) 埋めた後、何度も何度もリトルの空声を聴き、振り返りながらアパートに戻った。時計を見ると、もうすでに勤務の時間に迫っていた。 (でも、今更、あんなとこに行って、どうするんだ。リ…

Sacrifice of the Deadの真実

題名:Sacrifice of the Deadの真実報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 途中、目が覚めた。横にリトルが居た。先頃までの苦しそうな感じはなく、どうやら抗生物質も効いているようだった。彼女は、今では、布団の中で心地よさそうにすやすやと寝ている。その様子を見て、とにかく動物病院に連れて行ってよかったと思えた。少しずつリトルの元気が戻ってきているようだった。僕はそのリトルの様子にほっとすると、また眠気に襲われた。 夢の中ではネムケのモンスターが襲ってき…

いけにえ、になった

題名:いけにえ、になった報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 僕は血が滴り落ちるリトルを抱えながら、シャツでリトルの患部を覆った。血は落ちることはなくなったが、明らかにリトルの体は弱っていた。そのまま、ゲツベさんへの挨拶を早々に僕はアパートに引き上げた。 傷口にガーゼをあて血を止め、応急処置を施して、リトルを布団の中に寝かせた。でも、その後も、リトルの容態が心配で、夜もなかなか寝付けなかった。 次の日、僕は勤務に行かなかった。勤務時間間近になると、ゲツベさんから案…

血が滴り落ち

…た。「リトル…」と呼びかけると、か細いけれども。彼女は「にゃおーん」と答えてくれた。 リンク 1) https://www.amazon.co.jp/前田クラッカー-2732-前田製菓-前田のクラッカー-110g×20袋/dp/B00AQSPWHM/ (閲覧2021.4.4)1) https://rocketnews24.com/2014/11/05/505732/ (閲覧2021.4.4)From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。

”洗脳”

…かつてのリトルではなかった。リトルを勤務先には連れて行きたくはない。 そう頭では思いつつも、僕自身もゲツベさんからの”主”→”従”の関係に陥り、リトルをトラーの元へ連れて行くことが当たり前となっていた。 リンク 1) https://www.canagan.co.uk/canagan-cat-can-chicken-with-salmon-75g-x-12.html (閲覧2021.4.3)From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。

”あやす”

…仲間の居る方がいいのだろう…、そうだろうな…、その時のリトルの仕草に僕はそう感じてはいた。図 感じ3) リンク 1) https://ja.wikipedia.org/wiki/セルゲイ・パラジャーノフ (閲覧2021.4.2)2) いろんなレビュー (勝手に閲覧)3) https://www.pinterest.jp/pin/731694270688737030/ (閲覧2021.4.2)From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。

ざくろ色した汁経験

…のうちに、僕は再び眠りについた。 眠りの中で僕は宙を舞っていた。それはまるで、ざくろの色(図)のように、セルゲイなパラジャーノフの、ざくろ色した汁経験だった。図 ざくろの色1) リンク 1) https://www.criterion.com/current/posts/5572-the-color-of-pomegranates-parajanov-unbound (閲覧2021.4.1)From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。

ザクロが割られる夢を見た

…た(図)。何かの暗示なのだろうか? それが何を意味するのか、まだ分からなかった。 でも、すでに分かっていることは、それはNikolay Biryukov氏の手による画像であること、だった。なぜなら、1)にそう書いてあったからだ。© Nikolay Biryukov1) https://www.pinterest.jp/pin/225602262557877639/ (閲覧2021.3.30)From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。

何かを連想させた

題名:何かを連想させた報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 しばらくの僕とリトルの生活は、特に波風もたたずに穏やかだった。本家があった元の土地の借地料で月々のアパート代も心配ない。アパートに越してから別荘が荒れ果ててないか心配だったものの、曾祖父からの付き合いのあるエザワさんが定期的に管理してくれているようで助かっていた。毎日のリトルとの生活は、別荘から比べると缶詰なアパート暮らしであったも、僕の心は大きく満たされつつあった。いなばうわーなリトルも、わがままネコに…

缶詰

題名:缶詰報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 心臓のクロックは、スマホと連動し、同期が、動機となって、動悸させられている。僕は再び息が苦しくなった。「トミヨと逢わせてほしい。トミヨと…。もう一度だけでいい。トミヨと逢わせてぽしい」という言霊が僕の頭の中で何度も連呼していた。祖父ヤナチェクからの魂と、僕の魂はシンクロナイズドし、モチベーションがスイミングしながら、やがて僕のハートは、アーティスティックなビートに変化(へんげ)していた。体内回帰IIしたかのような響き…

同期が、動機となって、動悸させられている。

題名:同期が、動機となって、動悸させられている。報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 僕の心臓は天の貢ぎによりエナイさんに取り込まれ、僕の魂は果てしなく祖父と同期していた。僕にはもはや心臓はない。ということは魂もない。でも、祖父の元に僕の魂が取り込まれ、そしてその時の状況に同期して激しく揺れていた。僕はもうすぐ死ぬ。でも、僕はもうすぐ祖父から魂をもらう。そういう契約がエナイさんを介して、取り交わされていた。 死の交換だった。 段々とガス室のガスの濃度は濃くなる。皆…

天の貢ぎ

題名:天の貢ぎ報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 メガミ・エナイさんの呪術は続き、僕は過去とのつながりを帯びつつ、著しい過去との同期を感じられた。それは僕の魂であるその心臓をそのままぎゅっと握られ、もみほぐされているかのようでもあった。でも…。 どうやら、それは現実だった。エナイさんからの手の鼓動が伝わってくる。僕の胸元を見ると大量の赤い血が胸から滴り落ちている。僕の胸は、真っ二つに開胸されている。その開胸されている僕の胸に、エナイさんは容赦なく手を突っ込み、僕…

過去とのつながりを帯び

…た。何度も繰り返してA Love Supremeと唱えた。そして今、瞑想に走っている、そんな僕の魂(図)は、至上の愛でのライブ(ラ・愛撫)でもって、過去とのつながりを帯び始めていた。それは、ジョン・コルトレーンを中心に、マッコイが、ジミーが、エルビンが、神に捧げたカバラでもあった。図 魂1)「あなたの名前は」「キザワ・ミチオです」「あなたの祖父は?」「ヤナチェク・トーベ・ブロンスキーです」「あなたの祖母は?」「キザワ(ブロンスキー)・トミヨです」「あなたの父は?」「キザワ・ブ…

瞑想に走っている

…ー。 Miles Davis - Herbie Hancock - Wayne Shorter - Ron Carter - Tony Williams めっちゃ、Coolや。この布陣、おしっこちびってまいそうや。ほとばしる情熱。がちょーん。 天国にいるマイルスは、元気だろうか? まいるすぅー。 聞かせてくれ、効かせてくれ、その音色を。そして、じいいに情熱を与えてくれ。いやー、Coolで、めっちゃええSwingしとる。やっぱミック・カーンかっちょえー。もはやStill Lif…

くらくらしつつ

題名:くらくらしつつ報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 目上榎井。それが彼女の名前だった。僕は愛Cloudでシェアされたその名の漢字が浮かび上がっているディスプレイをじっと見つめていた。その時、目上榎井さんは僕のところに花と鼻をくんくんさせて近づいてきた。そして、「りどる様からおききしております。あなた様が、キザワ・ミチオ様ですね。お待ちしておりました」と、僕に一枚の名刺を渡してくれた。その名刺には、と書かれてあった。すなわち、メガミ・エナイさんはこの店のオーナ…

愛Cloudでシェアされ

題名:愛Cloudでシェアされ報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 りどるとコンデンサー街を歩いていると、ピカピカとそこらかしこにLEDが輝き、怪しい看板も多く立ち並んでいる店が見えた。その看板は、「にゃんにゃん・ぺろぺろして」とか、「にゃんころころカフェ・あはは~ん」とか、「あなたがイクなら・わたしはComing」とか、はてさてなんの店なのだろうか。そして、時には、意識高い系の看板もあった。「あと明日の件・マストでないけど・リマインドした方が・モアベター」とか妙…